先日,陶芸家の方とお会いした街に野暮用ができ,仕事が終わってから車を走らせました。


人と待ち合わせをしてたんだけど,まだ来ていないようだったのでその辺をブラブラしておりました。


地域の情報チラシが色々置いてある棚に,ぴかっと光るもの発見!
(私にはぴかって見えたのよ(;^ω^A)


街で行われるジャズライブのチラシ。

地域のセミプロ,ではありません。




なんと摩天楼輝くニューヨークからお越し






お名前を見ても,有名どころジャズしか知らん私はそのご高名を存じ上げないが,とにかく一流ジャズメンのようだ。


トランペット,クラリネット(フルート,サックス),ピアノ,ベース,ドラムのクインテットで,ジュリアード出てたり,音大のジャズ科の先生だったりのプロミュージシャンらしい。

うち二人は日本人。



いやいや,日本の,北海道の,私の住む近辺にお越しくださりありがとうございます。



チラシ小.jpg


そんなわけで昨日の夜,そのジャズコンサートに行ってきました。



よかったですよ~

オープニングは地元中学校の吹奏楽部による「宝島」。

この中学校は各コンクールなどで金賞も取っている実力校です。


2曲目からプロジャズメンとコラボとなりました。

詳しく書くと随分長くなってしまいそうなので掻い摘んで。



第一部。

吹奏楽部も上手だったけど,プロ5人が入ってくると鳥肌が立ちました。

2 ~地元に捧げたオリジナルのブルース~

3 エル・クンバンチェロ

4 APRIL IN PARIS (V. )ラトビアの歌手 Una Volkovaさん加わる。

5 CHEEK TO CHEEK (同じく)



トランペットのマイク・モスマン氏がどうやらバンマスのようで,中学生や観客に対する姿勢に人間的な温かみを感じました。

にじみ出てくるものってありますよね。



その演奏はソロの部分は思い切り音が突き抜けるし,トゥッティの時は溶け込むように,その技量と魅せ方に感動。



第2部

NEW YORK JAZZ EXPRESSWAYによるオリジナル曲。



4月に聴いたジャズピアノ6連弾もすごかったけど,久しぶりに直に聴いたピアノ,
ウッドベース,ドラムス,トランペット,サックスのジャズコンボもかっこよすぎてドキドキ。。。


まるでニューヨークのライブハウスで聴いてるようでした   (行ったことないけど




ジュリアード卒の期待の若手ジャズメンはサックス以外にクラリネット,フルートも吹くマルチな才能をお持ち。 


驚いたのはフルートとトランペットのアンサンブルが意外に相性がよかったことです。

トランペットはフルートの音量に合わせてミュートを付けてはいましたが,絶妙な音量と音色で,私の目と耳は釘付け



いや,とにかくすごいテクニックと息の合い方でした


まだまだ書ききれませんが止まりませんのでこの辺でやめておきます。





でもあと一言。



町が負担してくれているのでしょうか。

格安のチケット代でした。

この町に文化を根付かせたいという姿勢が伝わって来ます。




いい音楽,一流の演奏を生で聴くと,それ以前の自分と違った自分になったような錯覚に陥ります。


大した畑ではありませんが,肥やしになったことは間違いありません。