今日(もう昨日になりました。)の夕方,出かける用事があって車に荷物を入れていたら,家の近くの交差点でやけに車が渋滞している。



いくら道幅が狭くなっているとは言え,こんな住宅街の生活道路としてはあり得ない。



薄暗い中よく見ると,どうやら先頭の車が道路脇の雪に突っ込んで抜け出せなくなっている様子。


ドライバーは一生懸命ギアをバックに入れアクセルをふかして脱出を試みているが,ツルツル路面がそれを許さない。



そうこうしているうちに繋がってる車が増える一方。





わっ,どうしようかな。


押してあげた方がいいかな。


でもこんなか弱き私が押しても役に立たないかな。
急いでるし。。。


と,玄関の前で車のドアを開けたり閉めたりしておりました。



そこへ一人の男性が歩道を歩いてきたので,「そうだ,アンタだ!アンタが押すんだ!押すんだよね?」

と心の中で叫びました。



ところが彼はす~~っと通り過ぎていきました。



あり?






そうしたら「大丈夫ですか~?」と言いながら後続の車から一人の女性が降りてきました。




これに勇気づけられ,私も傍まで小走りに駆け寄り二人で押そうと気合いを入れたところ,わらわらと車から男性達が降りてきて,結局♀二人,♂二人で,「せ~い~のっで~~ふんっっっ」と繰り返すこと4~5回。



見事脱出


いや~,雪かきで筋トレしてた甲斐があるってもんです。






運転していたのは小学生くらいのお子さんを乗せたママでした。


恐縮していましたが,これが北海道の冬のいいところ



若いママもホッとしたでしょうが,私たちもお役に立てたほんのりとした嬉しさを噛みしめることが出来たんです。




私が埋まったときも誰か助けてね。