はい、今日はと~っても疲れたのと同時に、ほっこりあったかい気持ちをいただいて来ました。


秋晴れの中、車を走らせ50分離れた街に演奏へと向かった私。



ふ~、まだ他のメンバーは来てないようね。

その間に担当者の方にご挨拶を済ませ、早速セッティングに取りかかります。

まもなく9月のKitharaで身にまとったピンクTシャツ4人組が到着。

こちらはあいさつもそこそこに練習に取りかかっている模様。

頼もしいわん。


その練習を遮り、今日の簡単な流れを確認してプログラムを配ろうとしたら。

あれっ?
ない。。。。。

夕べあんなに苦労して作ったプログラム。


忘れて来ちゃったよ~

何やってんだ~、私


仕方ない、気を取り直して演奏開始。



まずは5人で3曲。(内心心配。)

おお!
ちょっと伴奏とずれちゃったけど、わかんない、わかんない。
今までで一番上手だわ!


続きまして並木路子さんの「リンゴの唄」を演奏します。
と言ったら利用者さんの目がキラキラ(☆。☆)
手拍子あり、歌声ありの盛り上がりでした。

「川の流れのように」も大好きな方がいらっしゃったみたいで、あちらこちらから歌声がオカリナに合わせて響いてきます。

素晴らしい歌手揃いだったんですよ。


ここまではなんと今までで一番うまくいってるではないですか。

これもノリのいい聴き手のお陰でございます。


よっし
「幸せなら手をたたこう」でもっと楽しんでいただこう。

歌詞を書いた模造紙を貼り、歌詞カードも配り、4人に身振りの誘導を頼み、いざ伴奏スタート。

さあ、行きますよ~。

始まりの1音。

あれ?

なんか変。。

あらん。
私、前曲「山の音楽家」で使ったSF管持ったままじゃないですか。

曲は既に始まり、みんなは手をたたこう、パンパンって準備してる。


超あせってAC管に持ち替え。

ピンク4人もこの慌てぶりを見て、呆れていたことでしょうよ。

こんな時、トリプルだったら持ち替えなくていいんでしょうね~。




ご年配の男性お二人が涙をティッシュで拭いているのが目に入りました。

そして、「とってもよかった。また来てね。」「オカリナっていいね。」と言ってくださる方も。

きっと気を遣って言ってくださっているんでしょう。

でも私たちにとってそれは魔法の言葉。

力をいただいているのです。





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚  おまけの話。

今日のメンバーCさんのご主人は現地までの運転手を務め、演奏が終わるまでの1時間半、大事な奥さんを車中で待っていたという愛妻家。

お礼を言ったら「いやぁ、寝てたから全然平気です。」と。



なかなかできません事よ。