寝るときに布団に入ったら読書タイムの始まりです。
読書と言えば聞こえはいいが,モノの10分もしたら本を放り投げてもう夢の世界です。
それに長い本は読めません。
10分で寝ちゃうんですから,次の日また少し戻って,昨日は何処まで読んだかいなってまたちょっとだけ読んで,そして夢の世界の繰り返しです。
1冊読むのに何日もかかります。
日中はこんな私でもする事があって,本を読むのはやっぱり夜になります。
最近はエッセイ本が多くて,今読み始めたのが,N響オーボエ奏者の茂木大輔さんの「拍手のルール」。
クラシックコンサートの鑑賞術について面白おかしく書かれています。
茂木さんの著書は他にも「はみだしオケマン挑戦記」とか「オケマン大都市交響詩」他,といった具合にありますが,どれも笑っちゃう話が満載です。
「拍手のルール」はクラシックコンサートを聴きに行くうえでのノウハウ(?)みたいな中身なんですが,拍手のタイミングにもルールが・・・?。
そんなにたくさんは行ってないクラシックコンサート。
演奏が終わって,さていつ一発目の拍手を,と結構気を遣ったりして。
ましてや ブラボー!!なんていう素敵なかけ声なんて発した事もございません。
死ぬまでの間に一度くらいはやってみたいもんです。
拍手は最初の人にならないようにはしています。
誰かが最初にしないとこれまた困りますけどね。
ロックやジャズコンサートだったら,イエーイ!よかったぁぁぁぁぁ!パチパチパチ!!ヒューヒュー!ワォ!!ピーピー!で演奏者に感謝の気持ちを表しますが,クラシックは違う感謝の表し方があるようです。
こんなに面白い本でも自分の意思に反して10分で寝てしまうのは情けないです。
読書は私の睡眠導入剤です。