私が組織的ないやがらせを自覚して以来、この事実を知らない人たちにうまく説明できたらどんなにいいだろうと思い続けています。

 

そこで、私がぼんやりと巡らせてきた考えをまとめてみました。ターゲット被害者さんにとっては被害初期の段階についてです。当事者以外の一般の方々にご理解頂けるとうれしいです。

 

『パブロフの犬』

 

私が集団ストーキングのターゲットであることを自覚して以来、嫌がらせの手法はパブロフの犬の実験をもとにしているのではないかと考えました。

 

『パブロフの犬』の実験をご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。イワン・パブロフというソビエトの生理学者が20世紀初めに行った実験です。

 

実験の内容は、

  1. 犬にエサを与えるたびにメトロノームの音を聞かせる。

  2. そのエサを食べると犬は唾液が出る。

 

これがセットで何度も繰り返されると、犬はエサが与えられなくてもメトロノームの音を聞くだけで唾液が出るようになるという実験です。つまり犬に対して、メトロノームの音はエサにありつけることであるという「刷り込み」を行うわけです。この「刷り込み」が「条件付け」といわれるものです。

 

この「条件付け」が『集団ストーキング』のいやがらせ行為に応用されていると考えました。

 

 

『パブロフの犬にさせる前の段階』

 

ターゲットに「条件付け」を行う前の段階として、ターゲットの注意を喚起させるためにインパクトのある状況が演出されるのではないでしょうか。被害者にとってはこの段階が一番つらい時期かもしれません。新たなターゲット被害者の方は、どうかはやまってこの段階で自ら命を絶つことのないよう乗り越えてほしいと思います。

 

自分のありふれた生活圏内において、「今日もいつもどおり」にのん気な気分でいるところ突然それが始まります。

 

私の場合、ある朝の通勤途中、見知らぬ男性に突然至近距離から写真を撮られるという経験でした。その後数日間、畳み掛けるように不自然な「偶然」に遭遇し始めます。

 

朝、家を出ると、見知らぬ人物がこちらを意識するように立っていたり、近所では見かけたことのない人物がこちらを凝視しながらすれ違うという出来事が起こります。別の日には、歩き慣れた通勤経路において、路肩に停車している自動車が目に見えて増え始めます。きまってフルスモーク。車体はピカピカに洗車されています。たいがい白か黒のハイエースワゴンタイプの車両です。世間一般の人たちにとっては慌ただしい朝の時間帯にも拘らず、運転席と助手席には必ず誰かが座っています。何気なくナンバープレートに目をやると、いわゆるゾロ目かシンメトリーナンバー、または偶然にも自分にちなんだ語呂合わせの数字(たとえば自宅の電話番号や生年月日、不吉な気分にさせる数字)が並んでいます。すると、私がその車両のわきに差し掛かるタイミングで突然エンジンが掛けられ急発進するという「偶然」が頻発します。あきらかにこちらの注意を向けさせるため故意に行われているという感触です。

 

世の中は常識で成り立っているとばかり思い込んでいましたが、それを覆されるような現実が次から次へと繰り広げられます。しかし他人に説明することができません。何かを盗まれるわけでも身体を傷つけられるわけでもなく、普通の人にとっては何一つ普段と変わらない風景があるだけだからです。

 

パニックになりながら、何の前置きもなく身近な家族や友人に自分の周辺に起こる事実を訴えると「まぁまぁ落ち着いて…」と諭されます。ターゲットにされた自分とそうでない人たちの世界があまりにもかけ離れていることに愕然とし、孤立感に陥ります。法律に護られることを期待して警察に訴え出る人もいますが、自分は法律の埒外に置かれていることを思い知ってますますパニックになります。フランツ・カフカの『変身』という小説がありますが、この小説の主人公に似た気分でしょうか。

 

 

『パブロフの犬・「条件付け」の開始』

 

集団ストーキング実行関係者にとってターゲットをここまで心理的に孤立させることができれば、次の段階に進むことができるのかもしれません。

 

次は、あるものに対して無差別に恐怖を感じさせるように「刷り込み」が行われるのではないでしょうか。つまりターゲットに対してメトロノームの音と一緒にエサが与えられる「条件付け」の段階です。典型的なケースとして、「車両(のナンバー)」を用いた「条件付け」を例に挙げてみます。

 

メトロノームの音の代わりに「車両(のナンバー)」がターゲットとなる人に提示されます。提示方法として、歩いているターゲットに車両を寄せながらわざとゆっくり走行させるか、目の前で停止させるなどの方法で車両に意識を促します。そうしたうえでナンバープレートに注意を促します。犬の「唾液」にあたるものはターゲットの「恐怖の感情」です。上記の『パブロフの犬』の実験に置き換えると、

 

1.ターゲットに車両(ゾロ目・語呂合わせのナンバー)を見せつける。

2.ターゲットは車両を見ると怯える。

 

このセットが繰り返し行われると、ターゲットは何でもない普通の車両に対しても怯えるようになります。ゾロ目ナンバーやフルスモークの車両はざらに走行しているはずですが、「条件付け」が完了しているターゲットにとって車両は自分へ不快な感情を与えるものという思考パターンが出来上がっていますから、どの車両をみても必要以上に怯えるわけです。

 

これで一般の人から見ると、普通の車両に怯え、『被害妄想』を訴えるターゲット被害者の出来上がりです。

 

 

以上のようなことは、ターゲットに関する個人的な情報が綿密に調査されてから行われるようです。なぜなら、いやがらせ行為でターゲット自身に因んだ事柄が使用されているからです。

 

車両ナンバーでターゲットの電話番号などを「見せつけ」ながら、「オレたちはおまえのプライバシーはお見通しなんだぞ」というメッセージを伝えることで、ターゲットに心理的な圧迫を与えることが目的ではないかと考えられます。

 

重ねて強調しますが、なぜ一般人に苦痛を与えるこのように理解不明なことが行われるのかは分かりません。そしてなぜか、全国に同様のことを訴えるごく普通の人たちが大勢いることは、多くのブログや動画で確認することができます。この問題の説明を困難にしているのは、「なぜ、いわゆる集団ストーキングという行為が行われているのか」の本当の理由が分からないということにつきるのではないでしょうか。

 

どんな連中が嫌がらせを実行しているのかとか、手法の荒唐無稽さなどは、この問題の根幹の枝のまた枝の先っちょに過ぎないような気がしています。少々恐ろしい話ですが、本当の理由を知ったときは命が無いときのような気もしています。

 

 

「狂気」というバケツと「常識」というバケツに自分の足を片方ずつ突っ込んでいるような気分ですが、いずれにせよ、常識側の自分を大切にしながらほがらかに生きていきたいと思っています。

 

 

 

カエルクローバーカエルクローバーカエル

※どなたもお使い下さい。2タイプあります。このチラシは、集団ストーカーに関するごく初歩的な内容を広く一般の方々に知って頂くために作製しました。以下のイメージは「周知チラシ②(無字右衛門)」より。

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一般の方々にお願いがあります。私たちは、俗に「集団ストーカー」と呼ばれている犯罪の被害者です。日本全国に大勢の被害者がいます。

説明が非常に難しい手口による犯罪のため一般社会になかなか周知が進みません。証拠を確保することが極めて困難なため、現在のところ警察に訴え出ても立件が難しい状況です。マスメディアもなぜか一切報道しません。かりにこの事実を取り上げるメディアが現れたとしても、当のメディア自体に危険が及ぶ可能性のある問題なのです。日本国内だけでなく、世界中に同様の被害者がいます。(*海外では、私たちのような被害者のことは"Targeted Individuals (T.I.)"と呼ばれています)海外では報道されている事実であり、被害者本人たちがネットを通じて顔を出して訴えかけています。しかし日本国内では報道されないばかりか、被害を訴える人々は精神疾患であるなどとして揶揄されるのがお決まりのパターンです。健全な第三者が検証のために介入したことがないにもかかわらず、被害者を揶揄しながら強力にこの事実を否定する人たちがいるのです。そして私が日頃受けている被害状況から、この理由も目的も不明な「プロジェクト」に、税金が注がれているとしか考えられない現象を頻繁に経験させられているのです。被害者は自由を奪われています。どうか知って下さい。私たちは、良識ある一般市民である皆さんに関心をお寄せいただけることを心より願っております。皆さんご自身、ご家族、ご友人、身近な大切な人たちのためにも。

無字右衛門

 

●日本国内だけの社会現象ではありません。海外の一部の被害者さんたちの声です。こちらもぜひご覧ください。(再生時間:2分24秒)↓

A Plea For Help Message From Targeted Individuals

 

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