長く使えるマンション提案 | 無印良品

長く使えるマンション提案

 三菱地所と衣服・雑貨チェーン「無印良品」を展開する良品計画は、「気持ちのいい集合住宅」をテーマにしたマンション事業に乗り出す。新たに打ち出した「MUJI(ムジ) VILLAGE(ビレッジ)」というコンセプトに基づき、千葉県船橋市に152戸のマンション「パークハウス 木々 津田沼前原」=写真=を建設し、来秋に販売する。


 「ムジビレッジ」は、ぜいたくさや高級感を演出するための装飾をなくし、素材の品質のよさが際立つようなシンプルな住空間を目指す考え方。水回りや配管スペースを1カ所にまとめることで、部屋の間取りの自由度を高くするほか、高強度の「100年コンクリート」を使うなどで、室内がすっきり美しく、長く使える集合住宅を提案していく。


 「パークハウス 木々 津田沼前原」は、鉄筋コンクリート9階建て。間取りは2KDKから4LDK。けやきに囲まれた敷地内には、住人共用のリビングルームやウッドテラス、お客が楽しめるゲストルームなどを設置するという。販売価格は今後詰める。


 今回のプロジェクトには、通販サイトの「ムジネット」も協力。会員のうち2万7600人にアンケートを行って、暮らしに関する意見をまとめ、間取りプランなどに反映させている。


出典:フジサンケイ ビジネスアイ