先日(11/22-24)まで東京渋谷にある
「裏参道ガーデン」という古民家で尊敬
するアーティスト3人
・Aiko.さん
・Shinon.さん
・山口英美さん
と一緒に展覧会を行なっていました。
本日は出展作品【盈-ei-】について
チラリと語ります。
こちらは昨日ご紹介した【存-son-】と
対になる作品です
盈という字は「ちる/みたす/あふれる」
といった意味です。
【存-som-】は「存在」すると決めた瞬間の
希望と不安が表現されていました。
それは私にとって「不自由」を手に入れると
決めた重くドロッとした感覚でもありました。
(でも、それは経験したくて選んだもの)
こちらの【盈-ei-】はその「不自由」を経験
し尽くして「満たされた」瞬間。
全てが満たされた喜びと満たされることで
空っぽになるような寂しさが混ざり合う。
そんな感覚を表現した作品です。
「どうやって描いたの??」と質問を
されることが多かったので【存-son-】の
作成過程とセットでご紹介
まず表現したい下を描きます。
マスキングテープで全体を被い
色を乗せたい箇所を切り抜いていきます
そこから時間との勝負でしたので写真は
ありませんが、くり抜いた箇所に乗せたい
色を置いていきます。
テープを剥がして色が載っていない箇所を
チミチミと黒で塗って、アクリル絵の具に
混ぜで使う艶出しをポンポンとスポンジで
置くと和紙っぽい質感の出来上がり。
少し飛び出している切り絵みたいな感じが
したのは絵の具を載せた箇所が実際ちょっと
飛び出していたからでした
今回「絵というより工作」という状態だった
ので道具と仲良くなるのにとても時間が
かかったのですが、楽しかったです
私が辿り着いた表現の1つとして、宝物が
また増えました
さぁ、ゆっくりしている暇はない!次だ!
【源-FONS-】に一緒に参加させて
いただいたアーティストShinon.さん
のWeb個展「細胞かくが語る物語」が
~2023.12.15まで開催中
新作も過去の作品も楽しめます
絵はもちろんShinon.さんから出てくる
言葉もとても魅力的です!!
作品解説がある作品とない作品があり
ますが、書かれた作品説明は一つの
物語が見えてきます
私はShinon.さんの言葉を聞いていると
いつも静かな水の中にいるような感覚
によくなります。
外の世界から離れ「水」の中で水の
音だけが心に届くような…なんとも言え
ぬ心地よさ
ブログでも素敵な言葉に触れることが
できますので要チェックですよ
Shinon.さんのブログ