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「たね」の話①~続けることはやめないことやめなければ花が咲くこと
たねの話つづきます🌾✨
みなさんは今日一日に食べた野菜や穀物や果物たちが
どんな「たね」から育ったか想像してみたことはありますか?
先祖代々守ってきた固定種・在来種の
「たね」から育ったのか
基本的に一代限りで子孫を残せないF1(一代雑種)の
「たね」から育ったのか
いま流通している野菜の9割以上は
F1種と言われていますが
どちらの「たね」から育った作物を食べたいですか?
経済効率優先の現代農業の仕組みの中では
たねとり(自家採種)していては食っていけないと農家は口々に言います
時間と手間と労力、そして場所の確保も必要とする自家採種をするよりも
たねを毎年買うほうがよっぽどコストがかからないのです
固定種・在来種のたねから育った作物が食べたいと思ったら
消費者が求めることがとても大事だと思います
多少値段が高くても固定種・在来種のたねから育った作物が食べたい!と求めれば
たねとり(自家採種)にチャレンジする農家はきっと増えるはず
消費者・生産者が手を繋ぎ一緒に変えようとすれば
たねをめぐる現状はきっと変えられると信じています😊
家庭菜園をしている方には
作物の一生と付き合い
いのちの循環に寄り添う
たねとり(自家採種)のよろこびを
ぜひ体験していただきたいなあと願ってます
たとえば私たちが食べるレタスはまだ青少年のレタス🌱✨
レタスの人生はまだまだ長いのです
そのあと2倍も3倍も月日をかけて
花を咲かせ実を結び
たねが熟して一生を終え
次の世代にいのちをバトンタッチします
たねとり用に残した株から
自家採種した「たね」を次の年に蒔いて
芽が出たときの感動は毎年新鮮です
たねとりの楽しさや
いのちの循環の輪に入るよろこびを
これからもお伝えしていきますね💗