ホームページに風邪の熱について書きました。
熱というものは、体の力に応じて出るものです。力がなければ熱は出ません。
もちろん、手放しで楽観してはいけませんが、風邪の熱にうむを言わず解熱剤は感心しません。
まして、自己判断で市販の解熱剤はぜったいにだめです。
体の中でキラー細胞が敵をやっつけている間、(これが発熱している時なのですが)けっして楽ではありません。正直つらいです。
そんなとき、どうすればいいか。私は「俯瞰」をお勧めします。
苦しがっている自分を、もう一人の自分が見ている。実際には「苦しい」とか「痛い」とかわめいていても、その自分を見ている自分がいる。
どんなに理屈がわかっていても、苦しいものは苦しい。
でもその「わー、わー」言っている自分を見る視点があると、内心ちょっと滑稽に見えて、楽になります。
そして、俯瞰の視点は冷静です。冷静に経過を観察する視点になります。