いよいよ、我が家の認知症は数を数えられなくなってきた。

 

冷凍のご飯が2個ある。明日ご飯を炊くのか聞きに来たので、どう見繕っても炊かないと足りないので、セットするように言ったら、1分後にまた冷凍のご飯を2個抱えて「ご飯炊く?」と聞いてくる。

さっきも言ったし、2個で明日1日どう考えても足りないでしょ?と言ったのだが、今炊飯器を見たら空であった。

なので私がセットしたのだが、頭に来たので奴が苦手とする玄米1:白米1にしておいた。オール玄米にしちゃえば良かった。

 

数も怪しいし、もしかすると1日3食という事を忘れているのかもしれない。

 

病院から処方されている認知症の薬を飲ませているのだが、これ本当に効いているのかしら。

症状を治すのではなく、遅らせる薬なのだけど、遅らせている割に進行が早い。

 

認知症の診察を受けたのが去年だったのだが、コロナが流行し始めた頃からおかしな事を言ったり、作話をするようになった。しかし、思い返すと60を過ぎた頃からすでにおかしかったような気もする。被害妄想がひどくなり、些細な事で切れるようになり、己の否を認めないし、嫌な事を嫌だと伝えているのに言ってくるようになった。

 

なので、実は認知症の初期の状態はとっくの昔に過ぎていて、実は中期で薬を服用したところで時すでに遅しだった?

あと、最近暖かいせいか冬の間は比較的大人しかったのだが、最近また1日中独り言をブツブツ。春になると増える変質者ならぬ独り言。これが一番ストレス。2階に居ても1階からの独り言が聞こえる。

 

ストレスに感じるから、余計に認知症の声だけ耳が拾うようになってしまって、イヤホンして音楽を聞きながらテレビをつけてないと、こめかみの神経をフォークで逆撫でされているような感覚がする。あれ?私、やばい人じゃん。ついでに、電気代もやばくなるじゃん。