明日は図書館に行く日である。
この間うっかり借りた怖い本は最初の1編だけ怖くて、その後は怖いと言うより各地の民間伝承に現象を無理やり紐づけている感じだったので、あっさり読めた。
この分だと明日ももれなく怖い話を借りてきてしまいそうだ。
以前マタギの人から集めた怪談拾遺を読んだのだが、基本はそこまで怖くない。狐に化かされちゃったかな?みたいな妖怪っぽいエピソードが主流なのだが、一冊に一つ激烈に幽霊じゃん!ていう怪談が混じっているので侮れない。
こっちは妖怪、民俗学っぽさで安心しながら読んでいるのに、突如ホラー。心の準備が出来ていないから、結構ダメージがでかい。
でも面白いから読んでしまう。まあ、幽霊は信じていないのだけど(怖いから)。
私の行っている図書館は民俗学コーナーにマタギ拾遺、心霊コーナーに怪談集が置いてあるのだけど、怪談集は民俗学コーナーでもいい気がする。イタコも民俗学かしら。
超心理学を追求した冊子は心霊コーナー……いや心理学でいい気がするので、心霊学コーナーに置くべき書物は心霊に対して検証した本のみになるのかしら……。
分類って難しいな、と思いながら私の中の狐はヒガシマルのキツネで再生されるので、キツネの祟り系は全部あのキツネで再現される。私だけ?