中途半端に残っていた桜でんぶがあったので、本日のお昼ごはんは海苔巻きにした。

いつも具はカニカマとたまごのみだが、今日はきゅうりという海苔巻き界の名脇役と、桜でんぶというベテラン俳優が揃っていたので、カニカマ、たまご、ウィンナー、シーチキンマヨという若手俳優を惜しみなく使った。大仰に書いたけれども、どこか貧相感があるラインナップである……。

 

一本目はきゅうりとたまご、カニカマ桜でんぶ巻。

二本目はきゅうりとたまご、ソーセージと桜でんぶ巻。

三本目はきゅうりとシーチキンマヨ、桜でんぶ巻。

 

三本目の組み合わせ謎じゃないか?と思うけれど、想像より桜でんぶが余ったので仕方ない。

 

いつもは海苔巻きを切り分ける楽しみを存分に味わうのだが、認知症が完成を待ちきれず切るというので任せたら、何ということでしょう。2センチ、3センチ、4センチ。どれもバラバラの大きさに切り分けたのである。

細巻きならまだしも、太巻きに関しては最大で1.5センチまでに切るのがベストだと信じている作成者への冒涜である。

ていうか、均等に切れよ。私が関西人なら「なんでやねん!」とツッコミを入れるところである。

 

この妙に分厚い不格好な海苔巻きを見て、こみ上げるイライラを抑えて食事をしたが「この海苔巻き大きいねえ」と認知症が言うので「そうだね。大きく切ったからでしょ。切るの下手すぎ」本音が口からポロリと出たが、もう知らん。

 

認知症の症状の一つ、大きさが認識できないの一つかもしれないが、許せぬものは許せぬのだ。だって一番でかいので、海苔巻きなのに俵握りみたいなサイズのがあったからね真顔

二度と海苔巻きは切らせないようにしよう。