おからの煮物が好きなのに、自分で作るとイマイチ。

私はパサよりの食感が好きなのだが、一般的にしっとり感を目指すレシピが多いのだ。ある程度レシピを参考にしないと不安な軟弱者故、レシピ通りに作るとそこそこしっとり感が出てしまう。

 

子供の頃母が作ったおからの煮物はいい具合にパサパサしていた。調べてみたら油をしっかり使わないとパサるとの事。多分ダイエットを意識しすぎて油を少なくしたこと請け合い。彼奴は過去ふっくら気味だったからさもありなん。

私はパサパサで育ったので、パサ舌なのだ。そう言えば姉が作るおから煮は丁度いい塩梅でパサっていた。何気に姉のおから煮がベストかも知れない。あれは味皇になる。いつかまた作ってくれないだろうか。

 

パサさせる方法が何となくわかった所で油少なめで作ろうとおからを買いに行ったら、売っていなかった……泣

 

TVか雑誌で紹介されてバズった結果の売り切れなのか、そもそもおから料理をするご家庭が減ったからかはわからないのだが。

おから煮、おからでハンバーグ。おから愛好家の夢の料理は実現すること無く淡く散ってしまった。

 

明日は買い出しの日なので、おからを何とかゲットしてパサ気味のおから煮を作りたい所。

 

まあ、惣菜コーナーで売っているしっとりの卯の花も好きなんだけど。

惣菜担当に必ず一人はいる歴戦の猛者のおばさまが作り出す煮物系はプロのシェフを凌駕している。

ちょっと良い店で食べる非日常和食or毎日食べたい日常和食か。

おばさまの大勝利である。

 

産直コーナーにある農家のおばさま(おじさまかも知らんが)が作っているであろう漬物も大勝利だ。

食品衛生法の改定があり、農家のおばさまの漬物を販路に出せなくなると聞いた。

確かに設備と知識が伴わない食品販売は某マフィンの件もあるし仕方のない流れかもしれないが、残念である。

 

話は反れるが宴会などでレストランを使用する際、浅漬を持ち込むおばさま達、考え直していただきたい。浅漬けは食中毒の危険性が高いので、これで食中毒になったのに、飲食店側は営業停止を喰らうのだ。

持ち込むなとは言わないからせめて乾きものにしてよね〜昇天