前髪が邪魔になってきたので、ゴミ箱を抱えてチョキチョキ切った。これまではちゃんと美容院に行っていたが、前回酔った勢いで自分で切ってなんとかなったという成功体験に味をしめてチョキチョキと。髪の毛を切るというのは存外楽しいもので、子供の頃美容師さんごっこでリカちゃん人形の髪の毛を切り怒られた経験のある人は結構いるはず。最近では髪の毛が伸びるリカちゃんも発売されたとか。皆、味占めてんじゃん。

さて、ここで賢明であるならば、前髪やリカちゃんで満足するor突き詰めて美容師の道へ進むの2パターンの気がするが、昨日の私は違った。何を思ったか「後ろ髪も行けるんじゃない?」ちなみにシラフであった。両膝にゴミ箱を挟み、何故か眉毛用の小さいハサミを手に、ジョキジョキと。失敗しても、結構長いしOKOK。重ね重ね、シラフである。

ジョキジョキして、何だか夢の中でも髪の毛をジョキジョキして。朝。……夢じゃなかった。所詮素人。バッツンな後ろ髪に、心持ち短い両サイドが馴染まぬ仕上がりに。美容師さんが髪の毛に対して垂直にハサミをチョキチョキしているのは、このためか!目から鱗、後悔先に立たず。誰だやらないで後悔するより、やって後悔したほうがいいと言ったヤツ。いえ、いいこと言いますね。悪いのは私です。

年末年始は美容院混んでそうなので、あと1週間くらいこの微妙なバッツンと共生していく所存でございます。ていうか、美容師さんにセルフカット失敗しちゃった、テヘ。恥ずかしくて言えないよう。あと、掃除機かけても切った髪の毛が出てくるよう。もうあれだ、シラフだから駄目なんだ。酒じゃ、酒じゃあ!