こんにちは。めりみっこです
お腹が痛くなってから約24時間が経って、ようやくその原因がわかり、手術と入院が決定しました。
ただ今すぐにという緊急性はなく、明日の午後に手術することになりました。
看護師さんが来て、わたしの右手にバーコードと名前の入ったピンクのリストバンドをはめてくれました。
「これは退院まではめていてね」とのこと。ハサミで切らないと取れそうにないようなバンドでした。
入院となった当日、いったん帰宅した夫が20時近くにまた来てくれて、家から下記のものを持ってきてくれました。
・はみがきセット
・タオルとヘアバンド(顔洗う用)
・洗顔料と化粧水、クリーム
・パンツと靴下とインナーシャツ
・室内用のシューズ(転ばないようスリッパではないほうがよいらしい)
・生理用品
・目薬
・水とスポーツドリンク(2ℓと小分け用の500mℓのペットボトル)
※2ℓペットボトルは冷蔵庫にはいらないため
・部屋用のもこもこ上着
・備え付けテレビのイヤホン(長いコード必須)
・スマホの充電器
・タブレット(本やドラマを見る)
・ティッシュペーパー(BOXで必要)
・まくら(いつもの枕が寝やすい)
12月で外はとても寒いけれど、病室は25℃~26℃くらいありました。
赤ちゃんに最適な気温と湿度ということらしいです。
半袖でもすごせるような暖かさです。どこの病院も入院病棟はこんなに暖かいのかな
20時くらいに夫が帰り、病室に一人残されました
消灯は21時。病室も廊下も電気が消えます。
お腹が痛くなってから24時間、あまり眠れていなかったからこの日はよく眠れました
点滴から痛み止めのお薬が入っているので、もうすっかり治ったかのようにお腹の痛みはありません。
食べ物はお腹が痛くなった翌朝、救急搬送から戻って少し食べ、(これは痛みで全部吐いてしまった)、
飲み物は14時くらいに飲んだのが最後で、その後は何も摂っていない。
でも点滴で栄養と水分を補給しているからか、それほどお腹はすかないし、のども乾かなかった。
看護師さんが「これだけの量を点滴で身体に入れているから水分は十分にとれているのよ」と教えてくれた。
夜中も2時間おきに看護師さんがきてわたしの腕のバーコードと新しい点滴のバーコードをピピっとやって
点滴のチェックや交換をしてくれました。そのとき毎回起こされるのだけど「来てくれた」って安心して毎度嬉しかったです
朝は6時起床。外はまだ薄暗いけれどパッと電気が付いて「おはようございます!」と看護師さんが来ます。
朝は検温と体調とトイレに行った回数を聞き、点滴をチェックしていきます。
それからテレビを見たり、仕事のメールをチェックしたり、本を読んだり、うとうとしたりして午前8時40分。
ウィ~ンというロボットが動くような音がして、食事が配られてきました。
もちろんわたしの分はありません
しばらくして看護師さんが車いすを持ってやって来ました。
「めりみっこさーん、肺の検査に行きましょう」
手術で全身麻酔をするため、手術に耐えられる肺機能があるかどうか検査するみたいです。
全身麻酔をすると自分で呼吸ができなくなり、喉に管を入れて人口呼吸をするそうです。
「グラグラしている歯はありませんか?」と聞かれました。
どうやら、金属の管を口から入れて喉を通り気管にまで通すそうです。
歯がぐらぐらしているとその歯が取れることがあるそうです。
そんなに無理やり入れるの
(術後、「やはり無理やり入れたのよね」と思う症状があったので、またお伝えしますね)
肺の検査は2つありました。
肺活量を測る検査。めいっぱい吸って、めいっぱい吐くだけ。
もう一つはめいっぱい吸った後、一気に吐く。そのまま限界まで吐ききる検査でした。
すぐに終わって楽ちんな検査。
11時過ぎに夫が来てくれました
夫の姉(義姉)が以前同じような症状で入院したことがあり、必要なものを夫に渡してくれたのです
・前開きのワンピースパジャマ
・前開きのパジャマ
・大きめのタオル(シーツ交換がないので)
・雑誌(暇なとき用)
・スリッポン
前開きのパジャマなんで持っていなかったからありがたいし、手術後とても便利でした
その後、麻酔の説明をするということで呼ばれて、夫と一緒に行きました。
これも私は車いす。点滴の痛み止めで全然お腹痛くなくて自分で歩けるのだけど、車いすでした。
麻酔科の先生はとてもお若い女性の先生でした。
書面で説明をしてくれましたが、聞いたことがない言葉がいろいろあり、すんなりとは頭に入ってきませんでした。
わたしの場合は、全身麻酔と、硬膜外麻酔をするそうです。
硬膜外麻酔は、背中から注射で背骨の中にある脊髄という太い神経のまわりに
麻酔薬を入れてお腹の手術の痛みを取るものです。
背中に麻酔注射と聞いて、背中にぞぞぞっと寒気が走りました
『麻酔の危険性と合併症』の項目に20個ほど病名が書かれていました。
気が動転していて、「同意します」と「同意しません」の両方にチェックを入れて
サインをしました
先生に言われて気づき、慌てて二重線で取り消し・・・
それから部屋に戻り、サインするものがまだありました!
・手術説明と同意書
病名と手術名、重大な危険性が書いてありました。
「重篤な合併症や予期できない余病が起こる可能性、そして死亡にいたることも稀にある」と書かれていました
・輸血療法に関する説明と同意書
輸血による副作用で血液1バックで肝炎が100万分の1の確率、エイズが1000万分の1の確率で発生すると書かれていました
わたしと同席者(夫)のサインが必要でした。
それから売店で「腹帯」と「大人用おむつ1枚」を購入してくるように看護師さんに言われました。
腹帯は2,200円、大人用おむつ1枚は255円で売っていました。
この二つは術後に使うそうで、看護師さんに預けました。
手術は15時過ぎになるとのことで、いったん夫は家に帰ることにしました。
手術が終わった頃、17時くらいに来ることにしていたのですが、
その話を聞いていた看護師さんが「手術中に何かあったときのため、
ご家族が病院で待機していただかなくてはいけない」とのことを言われました。
なるほど
とりあえず夫はいったん家に帰り、15時少し前にまた来てくれることになりました。
つづく。