「狂気は生きた蒸気だよ。力だ。」 | 無意味の意味。

「狂気は生きた蒸気だよ。力だ。」

H.エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの(1979年早川書房)」
表題作より『排出法』の発見者センフの言葉。



著者: ハーラン・エリスン, 浅倉 久志, 伊藤 典夫
タイトル: 世界の中心で愛を叫んだけもの

久し振りに読み返してああそうかもしれないと納得してみたので。
氏の本はこれしか読んだ事ないのですが…とても暴力的です。

そういえば流行の「セカチュー」は本も映像も見てません。
タイトル似せてるのはわざとなんでしょうか?
わざわざ調べる気にもなれないけど。
確かエヴァンゲリオンの話の中にもそんな感じのがあった気がするけど…
よくあるタイトルなのかな。自分が知らないだけで。
…だとするとこっちを知らない子供さんとかも多いのかな…

と言う事で簡単に説明。
大量殺戮者が「おれは世界中のみんなを愛している!」と叫ぶ事。
ローマを破壊する軍隊を引き返させた事。
第四次世界大戦の始まり。
全てが「交叉時点(クロスホエン」で排出された狂気を元にしている。
逆パンドラの箱…救いがあるような無いような、そんな話。
…と言っても21ページに始まって35ページに終わる、ごく短いSF小説です。

人々が不幸になるのは嫌です。
が、世界が壊れていくなら、それはそれでも構わない。と少し思います。
幸福なまま壊れてくれないかな…