火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



心拍を見える化しながら呼吸法をすることで確実にリラックスすることができます.


心拍変動 バイオフィードバック


通常,自分の感覚やペースで息を吸ったり吐いたりしていますが,


本当にリラックスするには,自分の心拍の動きに合わせて呼吸をする必要があります.


この呼吸トレーニングのことを「心拍変動バイオフィードバック」「HRV(Heart Rate Variability)」と呼びます(以下,HRVトレーニング).


HRVトレーニングは,特に海外の医療機関やスポーツクラブで取り組まれています.


その目的は多様で,循環器系,呼吸器系,自律神経系の改善に役立てられています.


私たちの呼吸活動は1回の呼吸,つまり吸ったり,吐いたりするときに心拍の速さが大きく変化します.


HRV バイオフィードバック

上のグラフの右側をご覧頂きますと,心拍が1回の呼吸の中で60から90と大きく増減を繰り返しています(※画像クリックで拡大).


このように健常な心臓の場合,これだけ大きく心拍は変化します.


これは,息を吸った時に交感神経が優位になり心拍が速まり,吐く時に副交感神経が優位になり心拍がゆっくりになるからです.


そしてこの心拍スピードの差が大きいほど心臓の働きが良く,またリラックスしていることを指します.


ですので,若い人ほどスピードに差が出やすく,加齢とともにスピードに差が出にくくなっていきます.


車で例えるならば,若い人はアクセルとブレーキのかかり具合が良いということです.


そして,HRVトレーニングを実践していくとこのかかり具合が良くなっていきます.


それは心臓の働きが良くなるということです.


心臓は脳と同様に他の臓器に比べ人体の中で中心的な役割を果たしています.


ですので,当スタジオでは脳トレよりもまずは徹底的に心臓のトレーニングにより心身の健康を促す方法を採用しています.


脳トレはその後ですね.


身体が弱っていては脳トレも効果が出ないからです.


では,この心拍が速くなったり遅くなったりすることでどうしてリラックスできるのでしょうか?


それには緊張している状態を思い浮かべてください.


ずっと心臓はドキドキしていないでしょうか?


つまり緊張状態では,心拍の増減は起こらず,常に速いペースが続きます


逆をいえば,心拍が大きく増減するということはそれだけリラックスしている状態ということになります.


そして,心拍の増減がより大きくなるにつれてよりリラックスしているということになります.


このことを心拍変動が高い状態といい,専門家であればリラックスしている状態なんだと認識できるわけなのです.


HRVトレーニングを毎日のトレーニングに組み込むことで,


心拍をコントロールしている圧反射と呼ばれる部分の感度が向上していき,より大きな心拍変動を生み出すことが可能になってきます.


つまりリラックス・パワーが高まるというわけです.


これは,心拍を「見える化」し,心拍のリズムに合わせて呼吸法を行わないとまず鍛えることはできません.


なぜなら息を吸ったり,吐いたりするタイミングがとても重要だからです.


タイミングがズレると,圧反射はうまく鍛えられず,心臓の働きも改善せず,うまくリラックスもできません.


心拍変動はとても複雑なメカニズムで成り立っています.


無敗脳ヨガの中の「リラックス・ヨガ」の中核を成すトレーニングの一つです.


最新型の丹田呼吸のイメージです.


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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