火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
スポーツ競技の場合,時間が経つにつれスタミナの問題から肉体疲労に意識が奪われ,注意・集中が散漫になってきます.
疲労と集中は負の相関関係にあります.
ですので,それを回避するために
①スタミナをつける
②疲労困憊でも集中力を切らさないようにする
というトレーニング方法が挙げられます.
今回は,スタミナについて明記したいと思います.
スタミナに関しては,代表的なものに,
ランニング,坂道ダッシュ,サーキットトレーニング,低酸素室トレーニングなどがあり,ほとんどのアスリートが何かしら取り組んでいます.
これらはスタミナアップに効果があることはいうことはありません.
しかし,アメリカやヨーロッパのように心拍や血圧をコントロールしている「圧反射」の感度を高めるトレーニング(HRV)は,
国内ではほとんど行われていないという現状があります.
これは,非常にもったいないことだと思います.
心臓は筋肉の塊であり,他の筋肉同様に加齢とともに働きが鈍くなっていきます.
通常,心臓は,外部環境の変化に伴い,自律神経の影響を受け,心拍を速めたり,遅めたりします.
呼吸であれば息を吸った時に心拍が速くなり,吐く時にゆっくりになります.
これは,アクセルの役割をしている交感神経と,ブレーキの働きの副交感神経による影響です.
心臓の働きが低下するとこのアクセルとブレーキがきちんと機能しなくなってきます.
結果,呼吸効率が低下していき,スタミナダウンという現象が伴ってきます.
現状,国内では,乳酸をターゲットにしたスタミナトレーニングがメインですが,
さらに心臓の働きを改善するHRVトレーニング を組み合わせることで更なるスタミナアップが見込めます.
HRVは,人によって最適な呼吸回数が異なってくるため,その分析がとても重要になってきます.
当スタジオでは詳細な分析を行っています.
あとスタミナアップに欠かせないのは,「火の呼吸」ですね.
心拍数の増加に伴い呼吸回数が増加していきます.
ですので普段から速い呼吸に慣らしていると,その状態でも精神をニュートラルな状態に保つことが容易になってきます.
速い呼吸に慣らすというわけです.
現に格闘家のヒクソン・グレイシーや息子のクロン・グレイシーも激しいスパーリング後に5分程速い呼吸法を毎日欠かさず行っています.
実際,「火の呼吸」を行うとランニングをしていなくてもスタミナが増えたという声は良く聞きます.
それはおそらく,速い呼吸によるガス交換,体内への酸素の取り込みの効率化が向上しているのだと思われます.
あとは,腹直筋,腹横筋,横隔膜を支えている腱や,肋間筋などの呼吸筋が鍛えられ,
呼吸に使うエネルギーをなるべく使わないで済むようになるのだと推測されます.
省エネ呼吸ですね.
まず家で行える方法として,「火の呼吸」を楽に5分間行えるように目指してみてください.
5分行えるようになったら,そこにメンタルの強化を目的とした様々なポーズを併用していきます.
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