火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
都心部では朝の禅寺は通勤前のビジネスマンで賑わっていると聞きます.
丹田呼吸などのゆったりした腹式呼吸は,うまく行えれば副交感神経が優位になり,リラクセーションが促されます.
ただ丹田呼吸はある程度練習が必要になってきます.
まず肩や顔はリラックスしている必要があります.
胸で行う呼吸は肺を圧迫し,心拍が増加し,交感神経が優位になってしまいます.
丹田呼吸は本来,へそ下約5cmのあたりにある臍下丹田を活性化させるための心身鍛錬法ですが,
その臍下丹田を活性化し,認識できるようになるには至難の業です.
まずは「火の呼吸」でしっかり腹を練りましょう.
「火の呼吸」はバーベキューでいう着火剤であり,丹田呼吸は炭にあたります.
炭に火をつけるのは大変ですが,一度つくと長く安定して燃えてくれます.
話を戻しますが,丹田呼吸には自分に合った呼吸ペースがあります.
そして自分にに合った呼吸ペースで行えれば,最大限のリラックス効果が生まれます.
逆に自分に合わないペースで行うと,あまりリラックスできないばかりか,かえって緊張を生んでしまいます.
丹田呼吸をして逆に苦しくなったりメンタルが悪化した覚えの方もあると思います.
実際に体内ではどのような違いが生まれているのかを見てみましょう.
×失敗例(画像クリックで拡大できます) 5.0回/分
①息を吸うのに合わせて手の汗が増えています.
これは完全に力んで呼吸しているパターンです.
②自分に合わない呼吸ペースで呼吸法を続けた結果,指先の皮膚温も低下しています.
③リラックスしていれば,お腹の動きと心拍の動きがきれいな波形となって同調しますが,心拍の波形が低く,リラックスできていないことを指しています.
○成功例(画像クリックで拡大できます) 5.5回/分
④交感神経が抑えられ,手の発汗が減少していっています.
⑤副交感神経が優位になり,血管が拡張し,皮膚温が増加しています.
⑥心拍とお腹の動きが同調し,深いリラックス状態であることを指しています.
丹田呼吸は1分間に約4~6回のペースで行うとリラックスできるといわれています.
しかし,そのペースには個人差があり,最大限のリラクセーション効果を生み出すには
各呼吸ペースごとの生理学的データを検証する必要があります.
今回のケースですと,失敗例の場合の呼吸ペースは1分間に5回の呼吸です.
対して,成功例では,1分間に5.5回の呼吸です.
わずか1分間に0.5回,呼吸回数が変わるだけでこれだけの変化が体内では起こっているのです.
最適な呼吸ペースで行えばどんどんリラックスできますし,合わない呼吸ペースではどんどん緊張が増していきます.
当スタジオでは,『呼吸最適化プロファイル 』で分析サービスを行っております.
ご自分の最適な呼吸ペースを知り,最大限のリラクセーション効果を得たい方はどうぞお問い合わせください.
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