このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、

 

学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための

 

幸福論について書かせて頂いています。

 

 

昨日は、学級づくりは学校づくりと似ている

 

というお話をしました。


今日は、クラスの組織作りについて

 

という、お話をします。

 

 

クラスの組織作りは、

 

主に、係活動になります。

 

 

しかし、多くの先生方は、

 

係活動表は作るものの、

 

クラス全員の子がフル活動するように、

 

組織を使い倒しているでしょうか?

 

 

恥ずかしながら、私は、若い頃、

 

子どもが忘れていたら、

 

電気をつけたり、

 

窓を開けたり、

 

靴をそろえたり、

 

手とり足取り、やっていました。

 

 

そこには、

 

(子どもには無理だろう。)

 

という、勝手な思い込みがあったと思います。

 

 

しかし、実際は、違います。

 

子どもは、何でもできるスーパーマンです。

 

 

最初は、できませんよ。

 

しかし、何度も繰り返していると、

 

できるようになるのです。

 

 

例えば、くつそろえ係があったとします。

 

最初は、靴がそろっているか、

 

子どもは、

 

チャックにもいきません。

 

 

自分が、靴そろえ係である、

 

という自覚すらないのです。

 

 

教師が、

 

「チェックした?」

 

と聞くと。

 

「わすれとった。」

 

と言って、あわててチェックに行きます。

 

 

しかし、結果は、報告しない場合が多いです。

 

「できていた子を、朝の会で言ってあげた方がよいよ。」

 

と教えると、

 

「今日は、10人の人がそろっていました。

 

明日も頑張りましょう。」

 

と言います。

 

 

しかし、次の日になると、もう靴そろえのことなんか、

 

忘れています。

 

 

また、教師が、

 

「靴そろえのチェックした?」

 

と尋ねます。

 

 

すると、

 

「忘れとった。」

 

と言って、また、チェックをしに行きます。

 

 

しかし今度は、言わなくても、

 

朝の会で、

 

「今日は12人、靴がそろっていました。

 

明日も頑張りましょう。」

 

と言います。

 

 

ここで教師はすかさずほめます。

 

「昨日は、10人そろっていたのが、

 

今日は2人ふえたんだね。

 

君が呼びかけてくれたからじゃない?」

 

と。

 

 

この言葉によって、

 

子どもは、

 

(自分の活動が、クラスのために役立っている。)

 

という実感をもちます。

 

 

そして、靴そろえの

 

PDCAサイクルをまわし、

 

最終的には、靴が完全にそろうようになっていきます。

 

 

ここまでくると、

 

子どもの満足度が高いし、

 

色々なことに真剣に取り組める

 

土壌ができてきます。

 

 

長くなったので、また、明日。

 

see you