このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、

 

学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための幸福論を書かせて頂いています。

 

 

昨日は、通常学級に来てほしい話

 

というお話をしました。


今日は、「叱る指導」はやはり大切

 

というお話をします。

 

 

第54話 「叱る指導」は決してネガティブな指導ではない

 

でお伝えした通り、

 

子どもは叱って伸びるものだ、と感じています。

 

但し、その前提である、

 

教師と子ども達の人間関係があってからです。

 

 

信頼されている人から叱られれば、

 

子どもも素直に、

 

(ぼくが悪かったなぁ)

 

と反省するものです。

 

 

今日は、支援学級から来てくれた、

 

マグマくん(仮名)について書きます。

 

 

支援学級では、担任の先生や

 

支援員の先生方から、手厚いご指導を受けていたようです。

 

 

しかし、通常学級では、

 

基本的には、自己責任が大前提になります。

 

この大前提が揺らぐと、学級づくりは大きく揺らぎます。

 

「まぁ、いいや。」

 

が横行するからです。

 

 

例えば、本日、マグマくん(仮名)は、

 

ワークシートを渡していた宿題を、

 

違う紙に書いて提出してきました。

 

 

「ワークシートはどうしたの?」

 

「無くしました。」

 

「どうして探さないの?」

 

「・・・。」

 

当然、こんな会話が展開されます。

 

 

ワークシートをマグマくん(仮名)のために印刷した

 

教師の立場はどうなるのでしょうか?

 

一方、ワークシートを大切に扱い、きちんと提出した

 

友達の立場はどうなるのでしょうか?

 

はたまた、そのように物を大切に扱わない、子どもに育っていると

 

親が知ったらどうでしょうか?

 

 

残念ながら、マグマくん(仮名)は、周囲の方々から信頼を損ねる行動を

 

とっているのです。

 

教師は、それを見逃し、叱らなければ、

 

マグマくん(仮名)は伸びないし、

 

他の子どもも、

 

(先生、ワークシートに書かんでも何も言わんし・・・。)

 

ということで、物を大切に扱わない子は、もっと増えると思います。

 

 

だから、

 

「叱る指導」は、大切なのです。

 

 

それでは みなさん

 

see you