このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、

 

学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための幸福論を書かせて頂いています。

 

 

昨日は、乾燥地帯で発展する農業技術とは?

 

というお話をしました。


今日は、学ぶことは、やはり大事

 

というお話をします。

 

 

昨日の続きです。

 

巨大なトマト工場の現場に、

 

イスラエルの業者さんが入っているのを目の当たりにし、

 

疑問をもった私は、

 

初老の現場責任者に、この問いを素直にぶつけてみたのでありました。

 

 

すると、初老の現場責任者は、

 

「少ない水で、作物を育てる技術」

 

というキーワードを出されました。

 

 

私は、

 

(ドリップ灌漑だ!)

 

と直感しました。

 

 

ドリップ灌漑とは、ホースに穴を空け,

 

穴付近に作物を植え付けることにより、

 

より少ない水で、作物を育てる技法です。

 

 

これと、時間ごとにドリップする設計の

 

自動潅水システムを結び付けることにより、

 

人件費を省力化しながら、

 

水資源の節約にもなることが分かりました。

 

 

この2つの技術を組み合わせることにより、

 

より効率の良い、農場経営ができるはずです。

 

 

(なるほど・・・。)

 

と、目から鱗が落ちる思いでした。

 

 

農業技術に関しては、日本も発展しているけど、

 

こと、理論ではなく、実践となると、

 

乾燥地帯の国の企業の方がノウハウがあることがわかったのでありました。

 

 

現場にいると、2t車のことだけが気になりますが、

 

もっと大きい枠で見ると、

 

イスラエルの業者が日本の現場に入っている事実から、

 

ことドリップ灌漑の技術では、

 

日本よりイスラエルの方が優れているという事実が、

 

わかってきました。

 

 

これは、私が、大学で学んでいたから感じたことであり、

 

より、大局的に物事を見ようと思うと、

 

多くの学びがある方が、色々な見方ができる一例であると思います。

 

 

私は高卒を馬鹿にするつもりはありません。

 

高校で、より高い専門技術を学び、社会に出て働くことは、

 

意味のあることだ思います。

 

 

一方で、ヒョロリン(仮名)にこのことを伝えたところで、

 

この事実の面白さは、わからないと思いました。

 

 

 

なぜなら、彼は、自分の任された現場、

 

そのことだけに関心があるからです。

 

 

しかし、大学でそれなりに学んだ方が、

 

より、多面的な物事の見方ができることが

 

この時、わかりました。

 

 

やはり、学ぶことは面白いし、

 

生き残る上で重要な要素になると

 

肌で感じた思い出です。

 

 

それでは みなさん

 

see you