このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、

 

学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための秘訣を書かせて頂いています。

 

 

昨日は、学校批判の流行 その1

 

というお話をしました。

 

今日は、学校批判の流行 その2

 

というお話をします。

 

 

最近の学校批判は、

 

独自性のある子が育っていない

 

コミュニケーション能力が育っていない

 

労働者を育てる教育で豊かになれない

 

などがあるのではないでしょうか?

 

 

本当にくだらない批判だと思います。

 

私がこれらの批判に答えていくコーナーにします。

 

 

今日は、コミュニケーション能力が育っていない

 

に対して・・・。

 

 

これはも、大嘘ですね。

 

公教育は、コミュニケーションの坩堝(るつぼ)ですよ。

 

子ども達が、何を楽しみに学校に来ているか知っていますか?

 

それは、とにもかくにも、

 

友達に会うためです。

 

友達がいるから、学校は楽しいのです。

 

 

このことからも、学校は、コミュニケーションを楽しむための

 

もっとも重要な場であることが言えます。

 

 

問題なのは、なぜ、コミュニケーションがとれない子が増えてしまったか

 

という事実です。

 

 

これは、公教育が問題なのではありません。

 

核家族を代表とする、地域ぐるみのコミュニケーション不足です。

 

 

私が子どもの頃は、

 

地域の祭りがあり、

 

地域の男の子は、当事の家に集まり、

 

歌を歌ったり、祭りの飾りつけを考えながら

 

大人や子ども同士、コミュニケーションをとっていたものでした。

 

 

また、3世帯同居も当たり前で、

 

それぞれの世代での感情の機微や

 

序列化も当たり前のように感じとっていたもです。

 

 

家父長制のもと、

 

親戚同士の交流も盛んで、

 

家族で、盆、正月には、親戚にあいさつをし、

 

それぞれの様子を気遣っていたものでした。

 

 

しかし、今現在は、そのようなコミュニティーは崩壊し、

 

そもそも日本人が大切にしてきたつながりが、形骸化してきてしまったのです。

 

これは、公教育のせいではありません。

 

日本独自の文化が消失し、

 

欧米化が進んでいった結果ではないでしょうか?

 

 

もう一度、社会における、

 

一人一人の立ち位置を考えることで

 

子ども達のコミュニケーション能力は育っていくことと思います。

 

 

それではみなさん

 

see you