このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、
学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための秘訣を書かせて頂いています。
昨日は、言いたい人
というお話をしました。
今日は、子どもの見方
というお話をします。
私などは、乱暴な人間なので、
子どもは、教師の指導を聞くのが、基本だと考えてしまいます。
しかし、これは、指導の第一条件です。
なぜなら、子どもより
教師の方が上だ、という前提が無い限り、
指導は入らないからです。
これは野口芳宏先生の有名なお言葉です。
子どもより教師の方が上
これは、一見、傲慢なような気がしますが、
そう感じるのは、
今の社会の風潮が、母性化してきていることによる弊害だと、
と私は感じています。
また、これまでの我が国の
男尊女卑の反動が出ているのだとも感じます。
それでも私は、子どもにおもねる教育は、
子どもの自立を阻害し、結果、よい影響は
与えないと考えています。
一方で、それだけではダメだ、
という考えもあります。
例えば、佐賀の小倉美枝江先生は、
「子どもをラベリングしてはいけない。」
といっしゃいます。
私も同感です。
元々、悪い子はいません。
ただ、学校環境に適応できず、苦しんでいる結果が、
悪い子のレッテルをはられることにつながるのだと思います。
ですから、しんどい子に対しては、
「何がしんどいの?」
と聞いてあげるスタンスも重要だと考えています。
しかしこの態度は、子どもにおもねることとは
違うことだと思います。
子どもの見方について考えさせられた
今日一日でした。
それではみなさん
see you