このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、
学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための秘訣を書かせて頂いています。
昨日は、月イチの学力補充は意味がない
というお話をしました。
今日は、学力テストのとらえ方
というお話をします。
昨日は、学力テストの結果についてお話しました。
本市では、今年から彩の国テスト(仮名)を取り入れ、
個人の伸びを見る
方針に変わりました。
私の実感としては、個人の伸びよりも
県平均に対して、自分のもった学年が
どの程度の位置にあるかが
重要だと考えています。
理由としては
1 1年間の学年としての指導の成果が明確となる
2 個人の伸びを知っても、学力テストの結果を基に伸ばすことができない
が挙げられると思います。
また、小学校段階で学力テストをする理由としては、
1 カラーテストでは、本当の児童の実力がわからない、という保護者の要望がある
2 個人のつまずきを知る
が挙げられると思います。
結果、彩の国テスト(仮名)の導入の意図は、
現場にそぐっていないというのが
私の見解です。、
もっと言えば、個人の伸びは、
普段の授業や、帯タイムで顕著にわかります。
そのことについては
第59話 帯タイムを活用せよ!
で語らせて頂いています。
学力テストで個人の伸びをみても
長期的なスパンであり、
対策はとれません。
ですから、彩の国テスト(仮名)は、
個の傾向を長期的に見るのには適しているといえますが、
子どもを伸ばすことにはつながってこないと思います。
新しいことを導入することは大切です。
しかし、そのことが、子どもの伸びに
どのように関わるのか意識することが
我々、教師には、
いつも求められています。
他方、非効率なことをすると
帰りが遅くなるという、リスクを伴います。
教育に対して、何が正しいか学び
自分なりの見解をもつことも大切ですね。
それではみなさん
see you