このブログは、日本全国の教職員のみなさんが、5時帰りを実現し、

 

学校の子ども達や、ご家族と、楽しいく生きるための秘訣を書かせて頂いています。

 

 

昨日は、休憩時間は寝よう

 

というお話をしました。

 

今日は、レベルの高い作文

 

というお話をします。

 

 

作文指導は難しいです。

 

基本的に、文章を書くことに抵抗がある子が多いからです。

 

中学年から高学年をもつと

 

特にそのような子は、クラスに一人は必ずいます。

 

「書きましょう。」

 

と言っても、ノートをとらないのです。

 

ノートを出していない子も多いです。

 

 

勉強自体を諦めてしまっている状態です。

 

でもこれは、子どもの責任ではありません。

 

長い間をかけ、そうさせてしまった、

 

大人の責任「なのです。

 

 

低学年の国語科で

 

はじめー中ーおわり

 

を学びます。

 

この文章構成に沿って文章を書かせるのが王道です。

 

 

一方、今月の国語単元で、

 

「自分の体験を入れて書く」

 

が出てきました。

 

低学年で、このようなレベルの高い書き方を学ぶのです。

 

知りませんでした。

 

中学年や高学年をもって、こんな文章を書こうとする子を

 

あまり見ないからです。

 

 

習ったことを活用させることが大事です。

 

しかし、そこへ行きつく前の、

 

ノートを出す

 

ひらがな、カタカナ、漢字を書く

 

といった、基本的な学力を身に付けていないと、

 

はじめー中ーおわり

 

に、自分の体験を入れて書くという行為は、

 

なかなかに、できなのであります。

 

 

最近は、主体的に学びの隆盛で、

 

基礎学力がおざなりになっています。

 

本来、主体的な学びとは、

 

基礎学力をバックボーンとして成り立つはずです。

 

みんなそれがわかっているのに、

 

基礎学力をおざなりにするのです。

 

 

教育界のゆがみが、そこにあります。

 

若い先生方の悩みも、そこにあるのかもしれませんね。

 

 

それではみなさん

 

see you