このブログは、5時に帰ることを目指し、その方法を日々研究し、発信しています。
昨日は、ひらがなからやり直せ!
というお話をしました。
今日は、カタカナが定着しにくい理由
というお話をします。
ひらがなが全員できたら、次はカタカナへ移行しましょう。
カタカナは定着しにくい文字です。
なぜなら、ひらがなに比べて、簡単に指導してしまう傾向があるからです。
1年生の先生に確認したところ、
ひらがなは、ドリルを買って指導するそうですが、
カタカナは、ひらがなと似ていることから、プリントで済ませることが多いそうです。
また、カタカナは、ひらがなに比べて使用頻度が極端に少ないです。
2年生の物語文で、カタカナが1ページにどれくらい出てくるのか調べてみました。
すると、わずか8%しか出てきませんでした。
逆にひらがなは、72%出てきました。
このように、カタカナはひらがなに対して、約7分の1の使用頻度に留まることがわかりました。
よく、カタカナが書けない子に気付くことがあります。
例えば、連絡帳を書かせたときに、こんなお子さんはいませんか?
宿題として、
漢字プリント 1まい
と板書しているのに、
かんじぷりんと 1まい
と連絡帳に書いてしまうのです。
カタカナが定着していないと、黒板に書いてあるカタカナをそのまま連絡帳に写すことさえ、難しいようです。
でも大丈夫です。
第63話 ひらがなからやり直せ!
でお示ししたプリントのカタカナ版を作成し、繰り返しやらせてみて下さい。
おそらく、5~7日で全員が合格できると思います。
ひらがな、カタカナがクラス全員、完璧になったら、いよいよ漢字に取り組んでいきましょう。
以上のように、ひらがな、カタカナが読めたり、書けたりして当たり前と思わず、
本当にできるかどうかチェックしてみて、できるようにさせてやって下さい。
今後の学習への取り組み方が、各段に良くなってくるはずです。
それではみなさん
see you