こんにちは!!
Pitch Design Kagawaの六車です⚾️
今回も野球選手における腰椎分離症に
関するデータを分かりやすく解説していきます☝️
紹介する研究内容ですが、対象は腰椎疲労骨折
の診断を受けた12~15歳の野球部員18名と
対照群として、症状を有さない12~16歳の25名。
身体所見として両群の指床間距離、下肢伸展拳上テスト、股関節外旋および内旋可動域,、Duncan-Ely test、Thomas test、Ober’s testを評価し、比較検討した。
結果は、骨折群は対照群と比べ、Duncan-Ely test の陽性率が高く(利き手側:66.7%vs28.0%、非利き手側:72.2%vs32.0%)、股関節外旋可動域は大きく(利き手側:62.8̊vs55.2̊,非利き手側:65.6̊vs56.6̊),内旋可動域は有意に小さかった(利き手側35.3̊vs44.0̊、非利き手側:33.6̊vs41.4̊)。
結果を踏まえての考察として、股関節前面の筋肉の柔軟性低下や股関節内旋可動域の低下が生じている野球選手に腰椎分離症の発生率が高く、それらの柔軟性、可動域改善を日頃から意識して確保しておくことで腰椎に掛る負担を軽減できる可能性が考えられます‼️
腰椎疲労骨折や分離症になると競技復帰までにかなりの時間を要します。症状が出てからでは遅いので、日頃からのチェック、柔軟やケアを心掛けましょう💪
参考までに⚾️
参考文献
https://www.rinspo.jp/journal/2020/files/31-1/109-116.pdf
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