こんにちは!!

Pitch Design Kagawaの六車です⚾️


今回も投球障害に関する研究データを元に

情報をまとめていきたいと思います☝️


紹介する研究の対象者は中学生のべ245名で

メディカルチェックを実施し、投球時に

肘関節痛があったものを抽出し検討した。


メディカルチェックの内容から野球肘発生の危険因子

としては、「野球肘の既往がある、肩関節3rd内旋制限、年齢が高い、握力が弱い」の4つが挙げられた。さらにステップ足のSLR角度が大きいと野球肘の危険因子が高くなるという結果でした‼️


先行研究で、野球肘の既往がある、肩関節内旋制限、年齢が高い、握力が弱いは野球肘発生因子として挙げられていますが、今研究ではステップ足のSLRが大きいことが野球肘発生因子になるという興味深い結果が出ました🧐


従来、下半身の柔軟性は良好な方が野球肘などの投球障害にはなりにくいという概念がありますが、今回の研究では、ステップ足のSLR角度が大きい、つまりハムストリングの筋肉が柔らかいほど、野球肘のリスクが高くなるという結果になりました!


研究データの考察にもありますが、中学生レベルであれば投球動作の中での下半身の筋力、安定性低下が目立つ選手が多く、筋力が弱い状態でステップ幅が大きくなることで膝の縦割れが生じ、上肢に頼った投球フォームになっていた可能性があると解説されています☝️


非常に面白い内容ですね🤔単に柔軟性があればいいというわけでなく、柔らかい中にも下半身をしっかり安定させられるだけの筋力が必要だという事ですね💪


参考までに⚾️


参考文献

http://www.reha.kobegakuin.ac.jp/~rehgakai/journal/files/no10-2/ronbun13.pdf


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