こんにちは！！
Pitch Design Kagawaの六車です⚾️
今回は上肢長(腕の長さ)と肩関節筋力が
球速に影響するかを研究した内容です！！
対象は野球歴6年以上の男子大学生12名で
それぞれ投球側の上肢長と肩関節内外旋の筋力を
測定し球速との関係性を解析した
結果として、肩関節外旋筋力の強さが球速と関係が
あり、肩関節筋力が球速に影響を及ぼすことは
示唆されたが、上肢長に関しては球速との関係が
なかったという結論でした🧐
投球動作は二重回旋運動であり肩関節においては
トップポジションからフォロースルーにかけて
外旋⇒内旋の動きが受動的に行われます
その際に肩関節の外旋筋力などが必要になり
腕の振りや球速に影響していることが考えられます！
また今研究で意外だったのが上肢長が球速に
関係しなかったという点です。私の見解では
上肢長が長ければそれだけ遠心力が大きくなるので
球速にも影響してくるのではと考えていましたが
そうではなかったようですね…
ただ、この一研究だけでは断定できないですし
12名の大学生投手という対象者の数や
投手それぞれのスキル・フォーム・機能には
バラツキがあるはずで上肢長が球速に全く関係
しないとは言いきれないのかなと感じました！
上肢長と遠心力、球速との関係がさらに研究
されてくる可能性は今後もありそうですね☝️
参考文献
https://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2013/1K10C225.pdf
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