最近、家の電話をFAXつきのものに買い換えました。夜中に通販の注文用紙をFAXすることもできますし、子機もついたので、冬にはコタツに入ったまま電話ができて便利です。
ただ1つ、失敗したなぁと思うことがありました。
音です。
呼び出し音が、不協和音でした。ソ・♭シで、ちゃんとこの音ならばきれいなんですが、微妙に半音の半音くらいずれている。どうにもこうにも気持ちが悪くて、買って最初にこの音を聞いたときは背筋が寒くなりました。
他に登録してある音に変えようと思ったら、みんな今ドキのポップなメロディ。もっと悪いので変えるのは止めましたが。
結局いまだに家の電話はその不協和音のままなので、鳴るたびに、背中のゾクゾクを一刻も早くとめようと突進しています(まあ、それはそれで機能を果たしていると言えるのでしょうが……)。
アメリカの映画で、ときどき目覚まし時計がものすごい不協和音で鳴るのがあります。アメリカって音に対する美意識が欠けてるのかと最初は思いましたが、あれは、不快な音で目を覚ますように、わざとあのような音程に設定しているのでしょうね。
きっと、我が家の電話も同じ意図なのでしょう。
さて、そうはいっても、私はきれいな音のほうが好きです。
デパートのアナウンスのチャイムがドミソド♪とかわいい音をさせるように、どんなごり押しセールスマンも最初はニッコリ笑顔で愛想をふりまくように、電話や目覚ましも、きれいな音がいいと思います。
なんといっても、それが人との会話や一日のはじまりの音になるのですから。