お金がなかった学生時代。でも時間だけはありました。無駄に過ごしたなぁ、と後悔もしてるけど、その無駄は「いい無駄」だったと思います。本(冒険小説ばかり)をたくさん読み、音楽(クラシック以外)をたくさん聴き、映画(昔のモノクロ)をたくさん観ました。今も親しい友人たち(悪いことばかりすすめる)に会えたのも、この時代です。
大人になると、給料が出るから、欲しいものは買えます。おいしものも食べられる。でも、時間がなくなりましたね。本や音楽に接する時間が激減しました。映画は今もガンガン観ているけど(笑)。職場には仕事上の知人はいますが、深いつきあいのある友人はなかなかできません。
学生時代に親友たちができたのは、何もない時代だったからではないでしょうか。肩書きがなかったからこそ、純粋に個人対個人として相対し、友情がはぐくまれたのではないでしょうか。