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キリスト教
成立

1 背景――対立するユダヤ教
   サドカイ派:上級祭司・貴族、ヘレニズム化を支持する
   ファリサイ派:下級祭司、律法に忠実、形式主義
   エッセネ派:禁欲主義
   熱心党:ローマへの武装反乱を呼びかける過激派
2 イエス・キリスト
   ガリラヤのベツレヘムに誕生
   ユダヤ教の権威者との相違により、迫害される
   ローマ法による裁判によって十字架へ
   埋葬され、三日後に復活
3 パウロ(サウロ)
   裕福なユダヤ人家系の出身
   初期はキリスト教を迫害したが、復活したキリストを見て回心
   異邦人への伝道活動を開始、信仰義認説
   皇帝ネロによって処刑される

聖書学

1 へブル原典
 ①律法(トーラー):紀元前444年に結集・成立
 ②預言書(ネビーイーム):紀元前200年頃に公認
 ③諸書(ケスービーム):紀元一世紀に確定
2 旧約聖書(39巻)
   紀元前90年のヤムニヤ・ラビ会議で公認
3 新約聖書(27巻)
   50~150年間にわたって書かれた
   正典の決定は397年のカルタゴ会議
4 聖書解釈
 ①超自然主義的解釈
  逐語霊感説:神的要素を強調=聖書に誤謬はない
 ②自由主義的解釈
  自由主義神学:人的要素を強調=人間の手による作品
 ③第三の立場
  内容は神的(福音)、形式は人的

神学

1 三位一体論
   父と子と精霊という三位格による相互連関
   正統派:三者は本質と働きを共有する
   従属説:キリストが神より劣る
   精霊異質論:精霊は神やキリストよりも劣る
   様態論:名は異なるが、単一の位格
2 キリスト論
   貧しいキリスト論(ユダヤ教が起源):キリストの人性を強調
   豊かなキリスト論(プラトン主義神学が起源):神性を強調