先日 わしの親父が亡くなったので
親父が一人で住んでいた一戸建て
どうするか
ということになりました
そこで
不動産屋に相談したところ
昭和50年代に建てたナショナル住宅だったので
建物を壊して 更地にした方が良いと言われました
今ある家を解体となると
かなりの解体費用が掛かります
しかも この家には
アスベストが使われている可能性があるので
専門機関に来てもらって
どの程度アスベストが含まれているのか調べてもらってくださいと言われ
わしは 言われたとり
専門機関に来てもらって 検査してもらいました
検査結果は
外壁にアスベストが含まれているので
アスベスト除去作業するのに
高額な費用が掛かることになりました
通常の解体費用と
アスベストの除去費用を支払わなくいてはいけません
そして
アスベストが含まれているか検査してもらった
検査機関にも
調査料を支払わなければいけません
こうなってくると
更地になった 親父の土地を売ったところで
解体費用諸々で 入ってくる金は
ほんのわずかな金額です
それを ４０年近く音沙汰がなかった
親戚が突然
現れて
わずかな金でも
半分こしましょう
と言われました
もちろん
司法書士にも高額報酬をお支払いします
親父の葬儀代には
一番安いプランでしてもらって100万円
それに お坊さんには
祈禱代 戒名代 お車代と支払い
四十九日の祈祷料も
これは マズい事になった
赤字になるぞ
そこで
何とか赤字にならないように出来ないものかと
考え・・・
ナショナル住宅（パナホーム）に電話して
「お宅で建ててもらった住宅が
アスベストが使われていると
調査の結果言われました
解体して更地にする予定なのですが
アスベストが含まれている分の
余分な解体費の一部でも
負担して下さることは出来ませんか
」
とお聞きしました
そうしたら
「建築当時 国の基準を基にやっておりますので
弊社に責任はございません
なので
解体費用の一部負担をするということは致しません」
と あっさり切り捨てられました
親父の家の周りは
ナショナル住宅の集まった地区なので
みんな（古い家） 解体する時に
大変なことになるぞ
今回の事で
よく分かったのは
昭和の時代に建てられた家屋
いや アスベストが大問題になって
日本中が大騒ぎする前に建てられた家は
アスベストが使われていますよ
親父の家には 外壁に使われていましたが
ユニットバスにも使われていることがあるそうです
磁石が 風呂の壁に引っ付かないお宅は
アスベストを
ユニットバスに使われている危険があるそうです
最近の流行りで
古い住宅を購入して
自分でリフォームされている方が多いですよね
リフォーム業者や 解体業者が
仕事に取り掛かる前には
アスベスト検査をしなくてはいけない決まりがあるそうです
でも ご自分で
古い家を購入して 使いやすいように
壁をぶち抜いて 広い空間を作るとかされている方は
その家に アスベストが使われていないか
専門機関に調査してもらった方が良いですよ
意外と あちこちに使われているかもしれません
マスクして
解体するから大丈夫という
そんな
簡単なものではないですよ
アスベストは 人間を殺します
実際に わが家の卒業生ワンコのパパさんは
アスベストで若い命を落とされました
今回 わしも
まさか パナホームに限って
そんなもの使ってるわけないと思っていたので
大変驚きました
皆さん
家をご自分でリフォームされるときには
くれぐれも お気をつけ下さい