本棚を整理しているとカメラ雑誌 『アサヒカメラ 1952年6月号』 が、この雑誌は私の誕生日と同じ昭和27年6月1日に発行されたものでヤフオクで見つけて入手した本です。
 
 
【表紙】
ページ数128、現在の朝日カメラに比べるとかなり薄いです。
写真のカメラは私が所有する当時(27年9月)発売されたバルナックライカのコピー機 Nicca ⅢS。
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【裏表紙】
当時からフォトコンがあったようですがお金持ちでないと応募はできなかったのでは・・・。
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【広告ページ】
懐かしい名前のカメラが載っています。
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【カメラはお金持ちの道楽、庶民には高嶺の花】
広告の価格表を見るとNiccaⅢA ニッコール50mmF2付が48,000円也
当時の大卒初任給が約9,000円ですから5.3か月分、現在の大卒初任給が約20万円とするとなんと106万円強という事になります。
ちなみに当時のLEICA ⅢF ズマリット50mmF1.5付が190,000円、単純計算で420万円也。
庶民には高嶺の花だったようです。
1930 - 1940年代ごろには「ライカ1台、家一軒」と言われたのもうなずけます。