RICOH ELNICA 35M 試し撮り

RICOH ELNICA 35M

発売年:1974年
レンズ：COLOR RIKENON 40mm／F1.8
サイズ：129×77×60mm
シャッター速度：2～1/1000秒
重量：約535g
電池：HM-N(NR52)型水銀電池 2個
当時価格：34800円

　プログラムEEの距離計連動式カメラ。1/1000秒まで対応するプログラム電子シャッター搭載。電池がないとシャッターは切れない。面白いのはセルフタイマー機構。巻き上げレバーを回し、背面にある大きなレバーをひねる。軍艦部にある小さなボタンをずらすとセルフタイマーが動き、レリーズボタンが落ち込んでいく。シャッターが切れる１秒前に前面の赤ランプが光るという一連の動作がユーモラスである。ガイドナンバーを設定すればフラッシュマチックも効く。ELNICA35のストロボ発光はオート制御のみだったが、この35Mは背面にあるスイッチで、オートとマニュアルが切り替えられる。これにより、ストロボの強制発光が可能になった。