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1972(昭和47)年2月
Canon F-1にボディセット価格300,000円という受注生産モデルが登場します。
キャノンFー1高速モータードライブカメラと名付けられた機種にペリクルミラーが固定され、フィルムカウンターを手動セット逆算式に改造。何と単3型電池20本を収納する外部バッテリーからの電源供給により、最速毎秒約9コマを実現。
36枚撮りフィルムを4秒間で撮り終わる毎秒9コマの超高速撮影が可能。高速連続撮影専用機のため、測光機構は搭載せず、セルフタイマーも除かれていた。レンズの絞り込み操作も自動絞り式ではなく、カメラ側の絞り込みレバーを手動で倒して使う手動絞り式が採用されていた。 ドイツのミュンヘン市で開催されたオリンピックに合わせ、プロ、報道カメラマン向けに発売されたそうです。

写真のカメラは入間市在住の友人(プロ)の防湿庫に無造作に入っていたFー1高速モータードライブカメラです。
直結式のニッカドバッテリーパックを装着、
これだけビックサイズになるとホールド性は無視されたのでしょうか、中途半端(?)な位置にシャッターボタン(向かって左側、中間にあるメッキされたコイン大のボタン)があります。

F1のロゴも入っていないどこか無骨なボデー・・・ニッカドバッテリーパックはもう使えませんがコレクターとしては放って置けないカメラです。
いきなり譲ってくれと言うのも気がひけるので、ここはあせらづ2,3回遊びに行ってそれとなく切り出しましょうか。