実は今日一つの夢を叶えた。
4月初旬にフェラーリ488を手に入れ、長年の夢だったフェラーリオーナーになると言う夢を叶えたわけだが、この夢にはちょっと続きがあった
それは、
親父をフェラーリに乗せること。
私の父は車好きで、大学時代には自動車サークルに所属したり昔からいろんな車を乗ったりしていたそうな。そして子供(私)が生まれれば、名古屋モーターショーへ毎年連れて行き、いつしか私も車好きになっていた。
父は基本無口だが、車の話になると口を開く。ドライブ中に高速道路で追い抜いていくスポーツカーたちを眺めて、田舎ではなかなか走っていないスポーツカーを見ると「お!コルベットスティングレーだ!」と興奮して子供に説明をする
だからきっと、スポーツカーの最高峰であるフェラーリに乗せたらきっと喜んでくれる(はず)と勝手に父親をフェラーリに乗せる夢を設定。
そしてついに今日、その日がやってきたのである!
今回、サプライズで乗せようと考えていたため、実家の岐阜から埼玉へ子供(孫)がじーちゃんばーちゃんに会いたいからという提で親父を呼びだした。
そして親父が家に着くとすぐにドライブへ誘う
着いて早々訳もわからず連れて行かれ、フェラーリ488の前に連れて行かれる親父。
父「なんやこれは?誰のやつや?」
私「買ったの」
ここで突然、母が登場。
母「何これ?いくらするの!?怒らんから言ってみ!!(すでに怒ってる!?)」
この後またもや謎の空気感になり、真面目な両親からすると息子がやばい道へ行ってしまったと思ってしまい母から事情聴取
側から見るとフェラーリの前で警官に事情聴取されている人みたいな感じになってしまった
親父とは言うと、内心子供のお金事情が心配ではあるものの、やっぱり車が好きなようで、488の周りを回りながら眺めていた。ようやく母の事情聴取が終わり解放され、母から逃げるように父を乗せドライブへ
親父と2人だけでドライブするのは一体何十年ぶりか、、、2人とも何を話せば良いかわからず、フェラーリの心地よい排気音だけが車内に響き、親父が発した言葉は
父「加速はええな。。
運転はイマイチやが」
うるさいわ!
たいした会話もないまま1時間半ほどのドライブが終了。家に戻り親父を降ろして駅前の駐車場に車を停めようよすると、先程事情聴取でお世話になった母がやってきた。。
何を言われるかと思ったら、、
母「駐車場停めにいくの?私も乗るわ!」
ちょっと興味あるやないかーい!
しかも運転中に息子の動画や写真をバシバシ撮り、なぜがご満悦な母(きっと誰かに自慢する気だ…)
とりあえず無事にドライブから車庫入れまで終わり、なんだかよくわからないが両親は満足していた模様。
息子としては親父がもうちょっとテンション上がってくれるかなと思ったが、、、
ただ今回の夢は親父が喜ぶかどうかではなく、とにかくフェラーリに乗せれば夢達成という比較的緩い設定なので、今回はヨシとしよう