#麦穂動物園 気まぐれ日誌 -2ページ目

ゆるゆるコラム◇感謝の本質

突然ですが、「ありがとう」の反対の言葉って何だと思います?

 

 

 

ありがたくない・・・?

 

余計なお世話・・・?

 

無関心・・・・?

 

 

私が体感した中で一番しっくりきた「ありがとう」の反対言葉は

 

「あたりまえ」でした。

 

 

昔、どこかで「戦争がなくて、食べるものがあって、屋根があって、布団があって、こんなに有難いことはない。日ごろから、いろんなものに感謝しなさい」と言われたことがありました。

 

何それかっこいい!って思って、私もそういう感謝ができる人間になりたい!と、当時の私は思ったのですが

 

感謝ってのが何なのか全くピンと来ていないのでした。

 

感謝・・・・?感謝・・・・。

 

ご飯を食べる時には、食材になった生き物には感謝できる

 

物をもらったり、舞台を見にきてもらったら感謝できるし、お仕事をもらったら感謝できる。

 

誰かに何かをしていただいた時に嬉しいな、有難いなぁと感謝できる。

 

けれど、当たり前のことに感謝するという感覚がいまいち掴めなくて。

 

食べること・・・屋根があること・・・布団があること・・・

 

自分で働いて、自分で稼いで、その稼いだ分が自分に返ってきているだけの生活をしているのに

 

毎日毎日毎日毎日、ある時期には2日に1回睡眠というペースで働いて

 

その働いたお金でノルマを払って舞台に出て。

 

人に頼られれば助けに行って

 

今の生活があるのは、自分がやった分がやった分だけきっちり返ってきているだけ。

 

住む場所・・・寝る場所・・・食べるもの・・・どこに、どうやって感謝すればいいの・・・?って。

 

ずっとずっと、どうしたら日常に感謝できる人間になれるのかを考え続け、探し続けた20代だったわけです。

 

もう、どこで見つけたのか、気づいたのかは忘れてしまいましたが、

 

「ありがたい」の反対は「あたりまえ」という言葉に巡り合って、ハッとしました。

 

ありがたいって、漢字にすると「有難い」

 

有ることが難しいと書くのですね。

 

こんなことはなかなか有ることではない・・・!有難いって手を合わせて感謝するわけです。

 

でも、それが当たり前になると、感謝もなくなる。

 

有難いことは、続くと当たり前になる。

 

ってことは、私が今無意識に「当たり前」と感じてしまっていることの全部が

 

最初の最初は有難いことだったんじゃないのか・・・?

 

嬉しくて、幸せで、恵まれたことだったのではないのか・・・?

 

私には1ヶ月車椅子、半年松葉杖だった時期があります。

 

それとは別に、国の指定難病を抱えて、

 

30分も立っていられなくなったような症状も経験させてもらっています。

 

その時にはそりゃそりゃ、めちゃくちゃ、いろんなことがありがたかったです。笑

 

普通に立って歩けることがこんなに幸せだということを、よくよく神様に叩き込んでいただきました。

 

でも歩けるようになったらまた日常のことが全部当たり前に戻っちゃってたんですね。

 

そういえば、あの時めちゃくちゃ「立って歩けることの幸せ」を感じたはずだったのにな・・・と

 

思い出せてよかったです。笑

 

そいでね、もう一つ気づきました。

 

感謝って、見つけるものや、するものじゃなくて「内側から湧いて出るもの」だったのです。

 

あの日の自分は信じてくれないかもしれませんが、、湧いて出ます。笑

 

ありがたいことに気づくと、むくむくと感謝の気持ちが湧いて出るようになりました。

それがまたね、すごくすごく、幸せな気持ちなのです。

 

そこから「じゃぁ、もっと自分を幸せな気分にしてやりたい・・・」という気持ちが芽生えてきて

 

空き時間があればしこたまアルバイトを詰め込んでいたスケジュールを大幅改変しました。

 

お金がたくさんあるわけじゃなかったので、固定費を極力削減して、心が幸せを感じること優先の日常を組んで・・・

 

自分と相談して決めた、その時の私の人生の優先順位は

 

「寝たい時に寝ること」

「好きな時にカフェに行って本を読むこと」

「お金の余った暇な時間を過ごすこと」

 

でした。

 

これは、空き時間など全くない、アルバイトの掛け持ちを組み合わせて600連勤とかを当たり前にかましているようなスケジュールで働いていた当時の私には想像もつかないくらい、本当に恵まれた、夢のような環境。

 

これは絶対に「当たり前」にしないぞという気持ちでいろんなものを調整して、不要なものは切り捨てながら

数年後、全てを叶えました。

 

これに関してはいまだに、すっっっっごく毎日がありがたくて幸せです。笑

 

だって、いい天気の日にお散歩できるんだよ・・・!めっっっちゃ幸せ!!!笑

 

そしたらね、いつの間にか夢に見た「感謝が湧く大人」が完成していたのです。

有難や。。

 

屋根がある家に寝られること

 

寒くない部屋で、暖かい布団に包まれること

 

起き抜けに朝日が浴びられること

 

好きな時にカフェに本を読みに行けること

 

食べるものがあること

 

眠い時に寝られること

 

散歩ができること

 

本を読みたいときに本を読めること

 

手洗いマークの洗濯物を手洗いできること

 

明日は何をしようかなって考える

 

そんな時間があること

 

当たり前って、一つ一つがありがたいことだったんだなぁって。

 

そいで何かが当たり前な日常になっても、それがどんな奇跡なのかを忘れなければ有り難く思えるんだなぁって。

 

すったもんだしてようやく、感謝できるカッコイイ大人になれたのでした。^^

 

無意識の「当たり前」が、「有難い」にひっくり返るたびに、自分が幸せになっていく感覚がありました。

 

「当たり前」ひっくり返しゲーム。楽しいよ!

 

一緒にやってみませんか(^^)

 

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幼少期より自己表現が下手くそすぎた麦穂です!

 

表に出せない頭の中身を毎日毎日書き散らかし

1万を悠に超えた文章の中から 誰かの安らぎにつながるものがあればと

コラムにまとめはじめました。

無料記事をアメブロにも載せてみています^^

 

繊細すぎて大公開に勇気がいる内容に関しては鍵がわりに有料閲覧とさせていただき、クリエイティアにて気まぐれ更新しております!

 

 

 

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相変わらず筆不精ではありますが・・・!笑

 

遊びにきてね😊