皆様、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。



新年の赤坂ランチ、和食に飽きたところでまずはこちら↓



麦野美香のブログ

たけくまのサンラータン。


酸っぱ辛い汁が、酒に疲れた五臓六腑にしみわたる。





正月に帰省する電車の中で、久しぶりに会う姉とよもやま話に花を咲かせているうちに、「ねぇ、ほうれい線って気にならない?」と質問された。



なる。ものすごくなる。




ほうれい線を知らない人のために解説すると、鼻の横から唇の両端にかけて入るシワで、これが入るだけで20は老けこんで見えるという、世にも恐ろしい線だ。




姉いわく、「テレビで見たオカマの美容家によると、口の内側のほうれい線のあたりに舌を入れて、ぐっと押し上げる顔の運動を繰り返すと、ほうれい線が目立たなくなっていく」とのこと。




言い終わるやいなや、「こうだよね」と口の中でつぶやき、実践を始めた。




見るに堪えないゴリラ顔になる。




「あ、あの、そういうの、公共の場じゃなくって家でやったほうがいいんじゃない?」




たまらずに注意すると、




「え?だって誰も見てないじゃん」




そこまで周りの目が気にならないなら、ほうれい線の1本や2本、どうでもいいだろ。




会社を出てエレベーターホールに向かうと、そこでは来客を見送る「お辞儀の儀」が繰り広げられていた。




エレベーターの中から客が頭を下げ、見送る側が負けじと深く頭を下げる、あれだ。




頭を下げる人の前を横切ってエレベーターに乗り込むのもはばかられ、必然的に私も頭を下げ続ける人の後ろで客を見送る格好になった。




エレベーターが完全に閉まるのを見届け、一呼吸置いてエレベーターをよぶボタンを押すと、あろうことか、客の乗ったエレベーターが開いてしまった。中の人たちが一様に目を見開いている。




エレベーターの外側に「閉」ボタンがあれば、直ちに押して封印してしまいたい光景だが、外側からではどうすることもできない。




やむなく、「すみません、すみません」と口の中で繰り返しつぶやきながらエレベーターの隅に乗り、こみあげる笑いを噛み殺しながら1階までブルブルと震え続けた。




昨日友人と飲んでいると、



「仕事中の忙しい時間を割いて、麦野のブログに何度もアクセスしてやっているのに、いつ見てもお前のまぬけ面が出てきてもう見あきた。なんとかならないのか」



との苦情が出た。確かに。




昨夜は3時までシャンパンの海を泳いでいて、体中が汁気を欲していたので、久しぶりにこちら↓




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トムヤムラーメン。辛め。



酸っぱ辛い汁が五臓六腑にしみわたる。