萩焼とおもいで | 発酵料理教室 米種花~コメシュカ~

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発酵のある暮らし。日々のお気に入り。

先日。


姫路の陶器市に行ってきました。


全国より30以上の産地から集まった選りすぐりの陶器が販売されるイベントです。


毎年行われているそうですが、行ったのは初めて。


最終日の終了時間の1時間前についたので、少し急ぎましたが、

とても素敵な陶器と出会えました。


購入しものを並べてみました。


ほとんどが、萩焼です。





私の母は、本当によく、お茶をいれてくれる人でした。


独身の実家住まいの頃、

会社で疲れて帰った時も、ごはんの時も、ボーっとしている時も。


お茶飲むやろ?って、

ストーブにかけているやかんのお湯を少し冷まして、いつも美味しい緑茶をいれてくれました。


飲み終わると、いつのまにか、緑茶がまた、注がれていました。



その時の、急須が、萩焼きでした。


母が山口に旅行に行った時に買って帰ったもので、お気に入りだったようです。

いつもその急須でした。


使い込んで古くなっていましたが、とてもきれいな淡い茜色で、その温かみのある風合いに、

ほっと癒されてた事を覚えています。


いつか、山口に旅行に行って、萩焼を買いたいな。とよく思っていました。







そして、結婚して、

嫁いだ先の義母が、とても、お茶をいれるのが上手な人でした。


私は、座って、なにもしない嫁でしたが。笑


子育て大変やろ!ここにいるときぐらいはゆっくりしてよ~。って

美味ししい緑茶をいつも入れてくれました。


何度も何度もたって、饅頭を添えて、お茶をご馳走してくれました。


時々、お抹茶も立ててくれました。


そんな光景を思い出しながら、


私は、本当に幸せな嫁だな。っと改めて思いました。




人が人を想ってお茶を入れる。

美味しいお茶と共に、癒しの時間を贈る。


なんだか・・・・愛だな。っておもうのです。





萩焼の蒼色がとてもきれいで、引き込まれそうです。



そんな萩焼の蒼色を見ながら見上げた、今日の空です。


半月(?)がうっすらと浮かんでいます。






さて、お知らせです。


次回発酵講座は【甘酒】です。


ご案内は、明日の夜、9時になります。


どうぞ、よろしくお願いいたします。