恐れていたことは、油断したとき現実に…


切迫流産になってしまいました。

といっても
おそらく切迫流産のなかではまだ軽い方で
入院はせず、自宅で2週間の安静生活を余儀なくされています。
座るのもダメで
食事お風呂お手洗い以外は
終日、横になっていなければならない生活です。

以下覚書です。
(慣れないモバイル更新のため、いつもに増して読みにくいかもしれません…)

◆◆◆

【14w3d】

この日は2度目の妊婦検診。

エコーでは「順調ですね」の一言、
可愛らしく人の形になりつつある
赤ちゃんの姿も見られて安心しました。

「次は1ヶ月後、経腹エコーになります」
「普通の生活をしても大丈夫ですよ」

先生からもお墨付きをいただき

もちろんそうはいっても
不安はずっとあるものの

もうすぐ安定期だし、
つわりも終わりかけているし、
少しは安心して、生活を楽しんでもいいのかな?
なんて
単純なわたしは
調子にノリノリになっていました。


◆◆◆

【14w4d】

調子に乗るあまり
会社帰りに美容院へ。

以前は毎月
几帳面に通っていたのに
最近はご無沙汰してしまっていて
伸び放題だった髪を
ロングから長めのボブに
10センチ程度カットして、すっきり。

これで
つわりなどでしばらく会えなかった
友人にも会いにいけるかな♪


◆◆◆

【14w5d】

しかしこの日は
朝から体調がいまいち。
つわりのぶり返しのような
少々の気持ち悪さがあり
お腹もいつもより張っているような?

金曜日だし、疲れもあるのかなー
なんて思いつつ
いつも通り仕事をしていたところ


午後のお手洗いで
わずかながら、茶おりに遭遇。

妊婦の茶おりはよくあること…と
ネット等で見てはいましたが
自分はこれまで全くなかったので
ちょっと心配になってしまって。

折からの体調不良もあったので
大丈夫だろうけど、安心するために
一応診てもらっておこうと

忙しい仕事の合間
上司同僚に無理を言って
外出という形で病院へ。
この時点では、診察後問題なければ
また会社に戻るつもりでした。



こんな程度で病院に来て
怒られないかな?
2日前検診で診てもらったばかりで
気まずいかな?
など呑気に思いながら、診察室へ。

先生「今は特に出血はなさそうですね」
私  「よかったです (←帰ろうとする)」
先生「でも産道が、この週数にしては短いですね」
私  「えっ」

まさかの指摘でした。

先生「横になって安静にしていてください」
私  「(そんなこと言われても)…はい」
先生「期間はとりあえず2週間。仕事もいけません」
私  「(休めないよ) ……はい」

咄嗟には事態を飲み込めないわたしが
休む気ないのが伝わったのか
先生は更に畳み掛けてきます。

先生「今のような、状態が軽いときに休んでいた方がいいんです」
私  「(゜゜;)」
先生「この時期に無理をして、良くない結果になった例も見たことがあります」
私  「(((゜゜;)」
先生「…」(無言で、電子カルテに『切迫流産』と打ち込む)
私  「(((((゜□゜;)」

やっとこの時点で
事の重大さに気づくわたし。。
理解が遅くてごめんなさい。。。

◆◆◆

いつもはお高い産院なのですが
お会計が予想より安くて驚きました。
そうか、悪い症状があっての受診だから
健康保険が使えるのか…
気づいたけど、嬉しくない。
いや、ありがたいことだけど
でも嬉しくない。

身体って、どうなるのか予想もつかないものなのですね。。
心配し過ぎかな?と思いつつ
大事をとって診てもらって、ほんとうによかったです。




当然、会社には戻らず
そのまま帰宅しました。

上司には電話で
2週間安静の指示が出たことを伝えます。

このときのわたしは
赤ちゃんが心配で…
でも仕事も休むなど考えられなくて…
動揺がピークになり
ちょっと涙声になっていたかも。
_<)

会社は、なんとかするから休みなさい、と言ってくれて
当たり前といえば当たり前なのですが
でも、ほんとうに有り難く
お休みをいただくことになりました。


◆◆◆

わたしだけに限らず
仕事の責任はある。
でも
赤ちゃんに対する責任のほうが、
ずっとずっと大きいですものね。

休みと決まったからには
全力で、安静にしていなければ。


せっかく髪を切って
すっきりしたのに
お出かけも当面はお預けになって
それは残念…?

でも
お風呂上がり髪を乾かす時間が
ぐっと短くなりましたし
なるべく安静にするためにも、切っておいてよかった◎
なんて、こじつけでしょうか。

長時間横になっていると
ついつい思考もネガティブになってしまいがち。
いまは15週、
この時期からそろそろ
感情が赤ちゃんにも伝わるといいますから
なんとかおっとり構えていたいものです。


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