運動会練習でメンタル不調に

小3息子は

運動会のダンス練習が始まって以来

メンタル絶不調ガーン


ASD(自閉症スペクトラム)、かつDCD(発達性協調運動障害)疑いっ子の、運動会との相性の悪さといったらー!知ってたけど。



凝視真面目で、ちゃんとダンスできないとと思う。

凝視でも不器用なので皆と同じペースでできない。

凝視適当にやり過ごすこともできない。

凝視不安が強くて練習開始前から固まる。

凝視集団行動不能に。

凝視普段の、体育以外のこともできなくなる。

凝視ますますメンタル弱々に。


というスパイラルのようです。息子の場合。




なので家でのフォローとして

運動会のダンスを、家でも練習することにしました。

動画を見ながら、毎日なんと1時間程度、夫の監督のもとひたすら練習。。


1時間/日はやり過ぎでは?という気もしたけれど、そこは夫にフォローを委ねている身としては口出しできず。


やればできるもので

2週間ほど毎日やることで、息子も段々踊れるようになってきました。不器用とはいっても全くできないわけではないのです。



しかし、家ではある程度踊れても

肝心の学校での運動会練習には参加できないまま。


見学決め込むだけならまだ良くて(いや良くはないけど)

固まるなどして教室から移動できなかったり、逃亡したり……ということが度重なり、

先生方にも負担をかけてしまっていました。




 

夫が授業に付き添う

というわけで先日、夫から先生にお願いをして、運動会練習に付き添うことになりました。


しかし夫が学校に行くことで、クラスメイト達から「どうして息子くんのお父さんが来ているの?」

と言われるのは恥ずかしい魂と、それはそれで不安になってしまう息子。



対策として、先生から皆には

「息子くんのお父さんは、仕事の関係で学校の授業を見に来ています」

と伝えてもらうよう

夫があらかじめネゴっていました。



いや、学校の授業を見に来る仕事ってなに爆笑爆笑

教育委員会か!?

かなりムリのある設定ですが、小3のみなさんには通用したのでしょうか。。




そんなこんなで夫が付き添ったところ


息子、

(最初はイヤイヤしながらも)

無事に運動会練習に参加できましたキラキラ


しかも家での猛練習の甲斐あって

ダンスが周囲より下手どころか、

全然上手に踊れていたそうですキラキラキラキラ



要は

「始める前の不安を乗り越えて、どう入ってゆくか」

なのでしょうね。

多くの子なら「気は進まないけどやってみるか」くらいで始められることが、息子の場合、自分では越えられない壁になってしまっていたのでしょう。




そして、夫の行動力びっくり

付き添い行ってくれてありがとうと言うわたしに「息子くんのためなら苦ではない」と言い切れる真摯な姿勢は、素直にすごいなあと思います。



 

息子のコメント

先日の練習初参加で弾みがついたのか

今日も学校で練習することができたとのこと。


やったね!頑張ったね!

とたくさん褒めたところ

凝視「おかあさんが言ってたこと、これでできたでしょ〜」

と、ニヤリとしながらポツリと言う息子。



数日前

毎日の家でのダンス練習がイヤだイヤだと文句を言う息子に


真顔「どうして家で練習しているかというと、息子くんが学校での練習に参加できていないから」

真顔「練習参加できるためには踊れるようになればいいのかなと考えて、お父さんは家で練習させている訳でしょう」

真顔「上手くなくても適当でも、学校での練習に参加できさえすれば、家では練習しなくていいんだよ」

真顔「家で練習しないといけないか、しなくていいかは、息子くん次第なんだよ?自分次第なんだよ??」

真顔「わたしだって、本当は息子くんにもっと自分の好きなことに時間使って欲しいよ!イヤがることなんてやってほしくないよ!」


と、私は感情的になってしまい、熱弁をふるっていたのでした。


特性ある子にプレッシャーをぶつけるという

これはおそらくあまりやってはいけないことで、後から反省していたのですが、、

息子は気にしてくれていたようです。



気持ちに応えてくれたのは嬉しいような、でもやっぱり申し訳ないような泣き笑い泣き笑い



・こんな本人苦しい思いをして、先生にも迷惑かけるなら、いっそ運動会出なくてもいいのでは?

・学校行事なのだからきちんと参加しないと!

・息子を信じる!

・もっと親としてフォローすべき?

・親が手を出しすぎ?もっと放っておくべき?

・躾ができていないから、こんな集団行動苦手になってしまったのでは?厳しくすべきでは?

・特性を理解して、無理はさせないように。


思うことはたくさんあって、どれも本音。




まだまだ運動会練習は続きます。

今回できたからといって

次もまた練習に参加できるとは限りません。


学校での運動会練習に参加できなかったら、家での練習はもちろん再開の予定です。



ここが問題だからこうやってアプローチしたらうまくいきました!なんてことにはならないのですよね。特効薬はないのです。

これからも迷いながら苦しみながら、でもときにささやかな喜びもありながら。


そんな途中経過メモでした。

家族で、劇団四季の

ライオンキングを観てきましたしし座

@有明四季劇場。


13時の回だったので、早めに行って隣接する有明ガーデンでランチしてから、いざ。

(有明ガーデンのレストラン街は11時過ぎの時点で混み始めていました)



9列目・10列目の通路側と、なかなかの良席ラブラブ
こちらの劇場では1列目から緩やかに傾斜があって見やすい。
近すぎず遠すぎず、表情も舞台全体の様子もよくわかって、良かったです。
3ヶ月近くも前にはりきって予約したかいがありました♪


子どもには、シートクッションの貸出しあり。
のみならず、スタッフのかたがわざわざ席に来られて、シートの高さが合っているかチェックしてくださいました。
こういうところ、実際の見やすさ云々以上に、「子どもを歓迎してくれている」という姿勢が伝わってきて嬉しいラブ


◆◆◆

舞台装置はそんなに多くはなく、シンプルかつアナログな道具や演出で、世界にぐいぐい惹き込んでくれる技量はさすがです。
光やシルエットまでこだわっていて、場面場面が絵のよう……!

例えば草とか、(シュールなんだけれど)それが舞台の動きを出すに一役も二役も買っているのですよね。


見どころが次々あって飽きず、気づいたら没入してあっという間でした。


画像、プログラムからお借りして雰囲気だけ。



歌声にも圧倒されます。ハモりの美しさとか、ずっと聴いていたくなります気づき


役者さんたち本当に素敵でしたーーーラブラブ

可愛い子役2人(ヤングシンバ・ヤングナラ)の演技も素晴らしい。12歳と11歳かな?いっぱい練習したんだろうなあおねがい


前半の身軽なハイエナたちのキレキレのダンスが印象的でした。



あと、個人的な感想として、バレエや昔話によくある「王様は(無条件に)偉い・血統最上主義」の前提に、自分はいつも「ああこれは昔話だな」と現代との違いを感じつつ、貴いとされるものに傅く様式美というものもあると強く思っていて、今回もその様式美に心を委ねる快感を感じました。←何言ってるかわからんね



◆◆◆

子どもたちは初の劇団四季鑑賞。

2時間40分という鑑賞時間も初かな。


今回のライオンキング鑑賞の発案者である
小1娘は文句なしに楽しんでおり(よく笑っていました)、
小3息子は怖い(と彼が思う)場面は苦手でゴソゴソしてしまいましたが、何とか最後まで観ることができましたキラキラ
最悪後ろの親子席鑑賞になるかな?と軽く覚悟もしていたので、離席することなく鑑賞できてホッ

2人とも、ヤングシンバが高いところから落ちたりする場面で(ワイヤー付けていることがわからず)どきどきしたそうです笑

スタンディングオベーションもカーテンコールもおそらく初めて経験できたなど、良かったのではないでしょうか。



友人やママ友でも観に行かれている方が多く、おすすめされたのもあって行ってみた今回。
本当に楽しい1日になりましたニコニコ飛び出すハート

でも帰宅したら皆ぐったりうずまき
舞台鑑賞って、楽しいけれど集中するからかエネルギーを使いますよね。心地よい疲れでした。


★おまけ★
劇団四季公式のライオンキングのコントを発見(有名なのかな?)どうして作ったのだろう。。
コントでも演技力高いです笑

これは自慢なのですが

酒井駒子さんの画集『みみをすますように』を購入しました。自分用に。

大事な本だから子どもには触らせないもんねっ真顔(←こういうところが親としていけてない)


3年前に刊行されて今は絶版になっているらしく、定価4180円のところメルカリ等では5000円〜9000円くらいで流通しているこちらの画集。

普通に近所の本屋さんに売っていました!

見つけた瞬間「はっ」と小さな声出た。こういう出会いが実店舗の本屋さんの良さですよね。



子どもの姿を捉えた線が!空気感が!美しすぎて。

でも画集で見れば見るほど原画を鑑賞したいという思いもつのります。

2021年に立川のPlay!Museumでこちらの個展『みみをすますように』をやっていたとき、併設のPlay!Parkには行ったものの、、Museumまで行く時間はなく諦めていた経緯があったのでした。


また開催してくれないかなあおねがい



◆◆◆


さて、子どもたちは夏休み、

漫画『Dr.STONE』にハマっていました。



アニメも以前少し見せたことがあったのですが、子どもたち(特に娘)的にはアニメは怖かったようで、途中になっていました。

漫画にこんなにハマるとは意外!



普通の少年漫画って、おそらくこれまでそんなに読んだことがなかったと思います。学童にある漫画くらい?


科学を扱っているとはいえ、学習漫画と違って、娯楽を目的とした漫画だからまた引力すごいよね。面白いよね気づき

さすが原作者が筑駒出身。(と筑駒OBの友人から聞いたことがあります)(実際原作者の出身校なんてどこでもいいのですが、つい言いたくなるミーハーです)



ただただ夢中になって、これぞ夏休みひまわり


◆◆◆


娯楽つながりで

ゲームの話メモゲーム


うちではSwitchは「夫の所有物」で、子どもたちはそれを「使わせてもらっている」という体になっています。

といっても今の夫にゲームする時間はないので、実態上は子どものもの。

それでも子どもたちはゲームするときは毎回夫に「ゲームしてもいい?」と確認してからやっています。律儀。



1人1日30分を上限にしていますが


娘はひとりでできないので結局息子がやってあげていたり、

息子はお友達の家でゲームして(そちらの家庭の上限1時間)→その後お友達とともにうちに移動しまた一緒にゲームして(うちの上限30分)、合わせて1時間30分をゲーム時間としてせしめる、

などなど

実質30分以上やっている日が多いです爆笑



ゲームは最初はポケモンバイオレットばかりでしたが、その次はピクミン4にどハマリ、最近はマリオの何かとかスポーツとか??をやっているみたい。



わたしもごくたまにコミュニケーションだと思って参加してみるものの、全然できなくて全然面白くなくて驚き結構苦痛だったりするのですが

それでも息子は「お母さんとゲームやるの楽しい!」と言ってくれるの不思議。なんだか申し訳ない気持ちにすらなりますタラー



昔、子どもがいない時分

夫に

真顔「たとえば漫画はまだ新しい知識を得たり感動したりするけれど、ゲームは時間食うばかりで得るものそんなにないよね?」

と偏見に満ちた考えを言ったところ

真顔「ゲームで得られる知識もある!感動もする!!」

と怒られたことがあります笑



なので今は(よく理解はできないし、モヤモヤももちろんあるものの)ゲームに偏見は持たないようにと心がけています昇天「心がけている」という時点で察して。。

息子が夢中になっているから尚更。



ベイブレードも虫取りもするけれど、結局、お友達とはゲームで遊んでいる時間がいちばん長いのですよね。


夏の暑いなか汗だくになりながら、お友達と家を行き来してゲームに邁進した日々も、彼らにとっていつかは楽しい思い出になるのでしょうか。