ぶどうの小学校卒業式がありました。

 

当地では、進学する中学校の制服を

卒業式に来ていく慣習があります。

 

ぶどうも、進学する地元中学校の制服に

オマケでネクタイを締めて出席しました。

ぶどうはスカートを滅多に履かないので

スラックスの制服です。

 

制服を着たぶどうは、

普段のカジュアルな洋服を着ているときと違って

とても大人っぽく見えました。

 

学校へ行って、制服を着た友達と会うと

ぶどうはキャッキャはしゃぎながら、

一緒に写真を撮っていました。

 

卒業式では、入場する時、キリッと。

卒業証書を壇上で受け取るときはキビキビと。

在校生との呼びかけ応答の場面では

普段の照れ屋小声とは違う、ハリのある大きな声で。

退場の時には、ホッとしたような柔らかい表情で。

 

と、いろいろな姿を見せてくれました。

 

私自身は、卒業生が壇上で「旅立ちの日に」を

合唱している時に、

ピアノ伴奏や歌声を聴きながら、ウルっときました。

 

秋の音楽会でも、6年生の合唱は聞きましたが、

わずか4ヶ月の間にも、子どもたちは大きくなっていて

声がグンと大人びて、深みのある響きを持つようになっていました。

 

式の後、最後の学級指導があり、

担任の先生が涙を堪えながら

子どもたちへの感謝の気持ちをお話ししてくれました。

 

 

ぶどうは小学校に入った頃、とても恥ずかしがり屋で

「目立つことが嫌。人前で話すのとか、絶対いや」

という子でした。

 

ところが、クラスのお友達や先生に恵まれて

毎年毎年、段々と朗らかに変わっていき、

小学校6年生では、児童会の役員にも挑戦しました。

総会の議事進行役を務めてみたり

参観日の司会進行をしてみたりと

親が驚くようなチャレンジをするようになりました。

 

 

その途中、1年生で今のてんかんを発症したり

2年生の終わりに新型コロナ禍が始まったり

色々なことがあったけれど。

 

とにかく、元気ににこやかに卒業の日を迎えられたことが

何よりも嬉しいです。

 

中学校では、どんな出会いがあるのか

どんな成長を見せてくれるのか

楽しみにしつつ、春休みを過ごしたいと思います。