くすくす卑屈に | 今日もますますふうたんぬるか

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ふうたんぬるか人のふうたんぬるか日常です。
基本的に色恋沙汰しか頭にないのに、なぜかそれすらおぼつかない。
三十路に入りおぼつかなさにも本腰が入ってきました。
てゆうか人生おぼつかない。
作家目指すとかうわごと言ってますよ。そしたらなんか結婚した。なぜだ。

帰るのか帰らんのかごそごそごそごそする私達の元に

とうとう、いよいよ、梅田氏がやってきました。

慌てて煙草に目を落とす私。

なんてゆーか、顔向けでけへん。


そのときの気持ちを

「メイド喫茶でメイドさんを待つ客の気持ちがやっとわかりました」

と後に姫ちゃんは語りました。

わしも、バニーズクラブでバニーさんを待つ客の気持ちがわかったよ。


「どうも、二日連続でありがとうございます」


と仰る梅田氏。

ニタニタと姫ちゃんの視線を浴びているのはわかりますが、

煙草に目を落としたまま、ちょいちょいとおいでおいでをして

「梅田さん、あの、少々お話が」

と訴えます。


なにごとならんと後ろの椅子を引っ張り、腰をおろしてくださる梅田氏。

ええお人や。

座ってくださったんやで、ええ人の所業です。


だって、私、どう考えても不審者やし!!


「その、ですね、あの、うふふ、くすくす、ええと」


ああ、どうして私は不細工なのであろう。

どうして私は姫ちゃんじゃないのであろう。

私が姫ちゃんなら、毅然としていられるのに。

不細工であるがゆえ、薄気味悪く、くすくす卑屈に笑ってしまう。


「その、くすくす、お願いが、その、ご許諾いただきたいことがございまして」


不安げに、心配くださるような面持ちで、身を乗り出してくださる梅田氏。


いいよー、きもちわりっ、ってって逃げちゃっていいすよー。

不細工がちょづいてんじゃねえよってって蹴飛ばしてください。

踏んづけてください。






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