入院が思ったよりも長くなっています。
長引いた原因の多くは私にあるんですが、それは私の体調が悪いからというのでなく、私の次の居場所がなかなか決まらないからです。
先生方を悩ませています。
この件については、また、あらためて後述します。


今回 入院しているのは四人部屋 つまり相部屋です。
下記の写真で決して詳しく間取りを知ることはできないかもしれませんが、おおよその雰囲気は把握できるのではないでしょうか。

朝の5時台に、みんなまだおやすみになっているときにパチリとしました。
普段 日中は皆さんカーテンを開けているのですよ。
ちなみに 手前にひときわ存在感を放っている電動車イスが私ので、背もたれに掛かっているチェックの布は膝掛けです。
不恰好な大根足をこれでヒラリと隠すわけです。



入院が長引いているなぁと思っていたら、いつの間にか、部屋内の古参になっていましたポーン
大学病院はもともと長く患者を入院させるところではないですもんね。

ベッドの上で座っているか寝てるかの生活を送ってばかりいますと、必然的に考え事を頻繁にするようになりまして(・∀・)
また 看護師さんや同室の患者さんなんかを生意気にも人間ウォッチング( ̄ー☆したりなんかして…。

そうやって考えたいくつかを「徒然なる思い」として、今日からトピック形式で記事にしてみたいと思いまーす。
判りやすく言えば、私の大脳という錆びれたブリキのバケツをひっくり返してみるという、徒然なる思いはイコール錆びれたバケツの内の溜まったお水のことなんですわーキョロキョロ

◎静子さんのこと
先月初め、部屋に通され、「暫くここで過ごして下さいね」と、優しい雰囲気の看護師さんにいわれ、その声をボーとしながら聞いていたんですが、正面ベッドに横たわっている初老の女性の姿が目に入り、思わずハッとしました。
頭上の名札を見ると○○ 静子と書いてありました。
看護師さんたちも「静子さん」と呼んでいましたので、私もそう言わせてくださいね。
静子さんは寝返りもできません。
手、足全く動きません。
もちろん食べることもできませんから、栄養は口からではありません。
挨拶をしたんですけど、それに返答はなく、表情もピクリとも動きません。
いわゆる閉じ込め症候群なんですね。
なんのご病気なのかは判りません。
個人情報ですから、あえて訊きません。

この静子さんに、毎日毎日、娘さんたちでしょうか、3人姉妹さんが見舞いにいらっしゃるんです。

「お母さん、今日は暑いねぇ」
「お母さん、雨が降ってきちゃったわ」
「お母さん、こっちの乳液のほうがいいみたいよ」

静子さんはそれらの言葉に一切答えません。
答えるどころか、反応すらしませんが、静子さんは娘たちの顔を見て、どんなに喜んでいることでしょう。
閉じ込め症候群になってしまった母親に
こうして優しく話しかける娘さんたち。
静子母さんが いかに娘さんたちに愛情を注いできたか、推して知るべしですよね。

静子さんの姿を見て、自分の将来にも想像を馳せるのでした。


【ロダンの考える人は何か考えていると判りやすいです。しかし、反応できない病人も話すことはできなくとも、表情作れなくても色々と考えているのですよね!】



✳久しぶりのブログに「現在、入院中と書いたら、温かなお見舞いの言葉を貰いました。
この場をかりて、お礼申し上げます。
ありがとです。