元旦を迎えてから、はや10日以上が過ぎようとしてます。

新年を迎え、皆様はどのようなお正月を過ごしましたでしょうか。

過去、ズボラに正月を過ごしていたとき、寝正月、寝正月と言っておりましたが、今現在は必要に迫られ、正月を寝て過ごさなければならなくなりました。

本当の意味で寝正月を迎えるとは・・・。

 

さて、これから書く記事が今年最初のものとなるのですが、新年第一号としては少々縁起でもない題名の本について、私なりの読後感を書いてみたいと思います。

読者の皆様からドン引きされることを覚悟のうえで、読書感想文を書くということは、去年末の約束でもありましたし・・・。

 

昨年入院していたときに、病院内の小さな書店で購入したのは、≪安楽死で死なせて下さい≫橋田壽賀子著 文芸春秋新書でした。

これは注文することも無く書店に置かれていたのですが、そこは本当に物凄く小さな書店で、客も入院している患者が殆どで、いつも閑散とし、週刊誌やクロスワードパズルの本など、或いは医学生を対象にした医学専門書などが置かれていて、在庫に関してお世辞にも充実しているとは決して言えないところでした。

 

しかし、この橋田さんの本は売れ筋だし、話題にもなったので、その書店にも置いてありました。

 

去年末のことですが、テレビ朝日で放送した【たけしのテレビタックル スペシャル版】でこの本がとりあげられ、たけしさんや爆笑問題の太田さんから、本の著者である橋田さんが色々と質問を受けていました。

番組でトピックとしても扱われているということは、如何に注目度が高いか、それだけでも判ります。

あの番組は時事問題を視聴者に問題提起し、たけしさんを始めとした何人かのパネラーから判りやすく且つ鋭く意見を聞けるので、割と好きなのですが、橋田さんを囲んで“安楽死”についてディスカッションした内容は落胆せずにはいられませんでした。

 

唯一面白かったのは・・・。

太田さんだったかなー・・・。

「先生は人に迷惑かけたくないというのが一番のポイントのようですが、迷惑という考え方をしていない友達もいるんじゃないですか~?例えば、石井ふく子さんとか~」

と言ったら、橋田さん即座に、

「石井ふく子さんは友達じゃあないですよっ」

と言い切った点かな・・・・。

すると、太田さんもたけしさんも参加者皆さんが笑って、

「だったらえなり君は?」と来たんです。

それに対して橋田さん、こう答えました。

「えなりかずきなんて私が死にそうになったら、喜びますよー」

 

このやり取りは面白かったです。

 

今の私は病気のために体力も持久力も集中力も低下し、久々の記事も≪安楽死で死なせて下さい≫という本の読後感の一行も書かず、ただテレビタックルの感想について書き、読書感想文の前置きだけという体たらくですが、ご理解願います。

 

テレビ番組というのは面白い部分を編集で繋ぐという神業もありますから、放映されたことを全て鵜呑みにしているわけではないんです。

しかし、耳を疑った発言があったんですよね・・・。

それは実際の安楽死の場面でして、フランス人のお婆さんが安楽死へと導かれる飲み薬を飲んだんですね。本人の指示のもと。    

そのVの後に橋田さんこう言ったんですよ。

「私が知らないうちに処置してもらいたい。これを飲んだら死ぬとか、これを打ったら(注射)死ぬと判って、自分では指示を出したくない。

私の知らないうちに・・・いつの間にかやってもらいたい」

 

私が再現した言葉というのは正確ではありませんが、内容としてはこんなものだったと思います。

 

これを聞いたとき、ちょっとガックリきましたねぇ。

別に橋田壽賀子さんファンではないですけどぉー。

 

 

 

 

 

本文については明日以降書こうかな・・・。

 

 

 

 

 

 

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