いよいよ入院の前日。
予定では5日間だったので、それ相当の自分の荷物。それ相当のむーちゃんの保育園グッツを荷造りし、徒歩5分の実家へむーちゃんをお願いしに行きました。
実家が近いので、むーちゃんの生活環境が変わらなかったのが結果的にとても助かりました。

糖尿病の基礎知識、食事、インシュリン注射の勉強の入院だと思っていたので、むーちゃんには
「5回寝たら帰ってくるから、ばばチャン←祖母の言うこと聞くんだよ」
とだけ説明しました。

そして、入院当日。旦那と一緒に病院へ。

手続きを済ませ、今回は糖分泌内科での入院なので一般病棟で。と、一般病棟に案内されました。心の中で妊婦やねんけど大丈夫かな?と少し不安に思いました。

部屋は4人部屋。80代くらいのご婦人が2人先に入院されてました。

看護師さんの説明では、食事は糖尿病食。午後に勉強会。夕飯後にビデオ学習会があると言われました。

まず、勉強会へ。他の糖尿病入院の方が男女数名いらっしゃいました。もちろん皆さんかなり年上…。ご婦人に「あら~あなたお若いのに」と、言われ急にお腹の赤ちゃんが心配になり凹みました。

部屋に戻ると空いていたベッドに、女子中学生が入院してました。どうやら喘息のようでした。

これで部屋は満床。
まさかここから、耳地獄が始まるとは思ってませんでした…。
紹介状を渡されて外来受付の時間も過ぎてたのに、先の産院の先生が連絡してて下さり、すぐ総合病院の産婦人科で診察してもらえました。

「確かに血糖値高すぎるね~糖分泌内科の専門の先生に診てもらいましょう。あと、子宮頸管が短かくなってきてます。張り止めの薬飲んで、あまり動かないように」

実父が軽度の糖尿病です。しかし私は糖尿病がどういう病気か詳しく知らず、高い血糖値がどれくらいか知りませんでした。

そしてまさかの、張り止め処方。むーちゃんも第1子なのに、37週6日で生まれたから注意やな~と思うくらいでした。

翌日、糖分泌内科へ。

「この血糖値『妊娠糖尿病』じゃなくて『糖尿病合併妊娠』ですね。妊娠中は経口薬ダメやからインシュリン注射です。」

ショックでした。30代半ばで糖尿病になってしまうとわ。しかも妊娠中。お腹の赤ちゃんは大丈夫かなと…。

「とりあえず血糖値測定とインシュリン注射、あと食事など生活指導受けて欲しいので5日間ほど入院して下さい」

赤ちゃんを思うと はい と返事するしかありませんでした。
慌てて実母に連絡。むーちゃんのお世話のお願いをして、5日間だけの準備をして週明けに入院しました。

まさかこの後、2ヶ月も入院することになるとは思わずに。
銀チャンの病気が発覚したのは、私の入院によってでした。

妊娠初期。これを『つわり』と言うのか。
↑むーちゃんの時は軽い目眩だけ。
やたらとオレンジジュースが飲みたくて、バカバカ飲んでました。すると、妊婦検診で糖が+3と出てしまいました。

それからオレンジジュースは我慢。食事も気をつけて順調な安定期に。
けど今思うと、お腹はよく張ってました。立ち仕事を続けているせいかと思ってたけど、お腹の銀チャンに無理させてたんだなと反省…。

そして妊娠8カ月。風邪をひいてしまい、産婦人科で漢方をもらっても実家の母にむーちゃんのお世話を頼み安静にしても 悪化の一方。さらに定期検診で糖+3!
即ブドウ糖検査の予約入れられ検査。

「これ妊娠糖尿病やわ。ウチじゃ管理できないから総合病院、紹介するから。赤ちゃん元気やからこれから気をつけてたら大丈夫。頑張って」

と、紹介状を渡されタクシーを呼んでもらい、その足で総合病院に向かいました。

妊娠糖尿病は胎児が巨大化しやすかったり、生後低血糖を防ぐ為に妊娠中の血糖値管理。分娩中もブドウ糖点滴と血糖値測定しながらになるので、個人産院では無理だったそうです。

タクシーを待つ間、お腹の赤ちゃんに申し訳なく、不安一杯で涙いっぱいでした。