麦と胡麻 with みりん -9ページ目

北海道放浪記2<フェリーでの過ごし方編>

 

大洗発苫小牧行きのフェリーに乗り込んだ麦っこ一家。


                              さよなら大洗港。

麦と胡麻 with みりん

東京から北海道へ渡るルートは、空路や陸路、航路を取り混ぜていろいろな選択肢があります。


我が家の場合は、車も運ぶこと、2猫を預かってもらう実家を経由すること、往路では犬も飼い主も体力温存しておきたかったという理由により、同行する麦に19時間の船旅を強いることに・・・

とはいっても、この決断をするまでには利用者のブログを調べたりフェリー会社に確認したりかなり悩んだです。


大洗ー苫小牧航路の商船三井フェリーでは、ペットはペットルームのケージ内保管(有料)で客室や甲板に立ち入ることはできません。

事前の電話確認では、ペットルームは3,4畳程度でケージも中型犬サイズとのこと。

ケージに収まらない大型犬は、各自ケージを持参するように言われていました、が。


乗船した「さんふらわあ ふらの」では、客室フロアの一角に二重扉で隔てられた場所にあるペットルーム。

水道、エアコン、扇風機を備え、想像していたより広々していてとっても清潔な部屋でした(ちょっと犬臭いけど・・)

ケージの大きさは2種類あり、大きい方は22キロの麦が中で立つことができるほど余裕のサイズ。

この日は、二匹だけの利用だったので混雑した船内より快適そう(笑)

一夜を共にした40キロオーバーのシェパード君は、さすがに備え付けのケージはみっちみちなので自前のバリケンを持ってきてそこで過ごしていました。


                        ペットルームにて言い聞かせ中。

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ペットルームは、出航後と到着前のそれぞれ4時間程は入室可能ですが夜間施錠されるため立ち入りできません。

留守番が苦手な麦っこ、最大のピンチ!

しかも飼い主に似て頻尿な麦が12時間ケージに閉じ込められて耐えられるか・・・・かなり不安。


消灯直前まで何度かペットルームに赴き、ケージから出して通路に敷いたペットシーツ上でのワンツーをトライするも全くせず。

結局、下船までトイレしませんでした。


                           飼い主は優雅な船旅を満喫。

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面会時間を過ぎると、飼い主は船酔いする前に酒酔いしちゃえ!作戦でビールをしこたま飲み、早々に就寝。

翌朝は、映画館で釣りバカ日誌にバカウケしたり、ランチのカレーバイキングでお腹を満たして長い船旅をやり過ごしました。


吼えて大暴れするんじゃないかと心配だった麦ですが、こっそり廊下で耳を澄ませていたかんじではすぐに諦めて大人しくケージで休んでいたようです。


                             北海道の空の下。

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そんなこんなで麦っこ一家北海道上陸!


梅雨明け後しばらく涼しい日が続いた東京とさほど変わらない気候だったのと、空港到着の場合と異なり車に乗ったままフェリーから下船したので北海道に上陸した実感があまりないなぁ。

ささっと苫小牧港で麦のトイレを済ませて東に車を走らせます。


                            北海道らしいところ発見・・

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                              夕張メロン~♪

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途中で道の駅に立ち寄り夕張メロンやソフトクリームを買い食いしながらも、日暮れ前に十勝清水に到着。

北海道一泊目は、フェリーで頑張った麦っこのために予約していたのでした。

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着いてびっくり!

広大な敷地に建つ素敵ペンションでした。

もちろんワンコOKで、建物もお部屋もゆとりの北海道サイズ~♪


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軽く散歩して夕飯を食べて、即爆睡の麦。

これから先もキビシイ旅になるからしっかり休んでおくれ。


                                  Zzzzz・・・

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2011年8月2日(火) 十勝清水「ゲストハウス ラーダニーヴァ」で一泊!