We are all Drake's Vol.2 | Beer Cafe 麦潤のブログ

Beer Cafe 麦潤のブログ

京都にあるbeer cafe麦潤の公式ブログ
2021年11月より移転して下記にて営業を再開しております!
引き続き主に樽生ビール情報流していきます!
京都市下京区恵美須之町530ホテルメルディア四条河原町アネックス1階
営業時間16:00~24:00 月曜定休 075-585-4136

ココでそもそもDrake's Brewingとは?
ってなってる方々多いと思います
率直に言ってしまうと
まだ日本ではそう有名でもなければどこでも買えるような代物ではありません
本国でも地元エリアを除けばそこまで有名ってワケでもナイみたい
偶々今日来たオレゴン州出身のお客様は知らないようだった
金曜日来るって言ってたけど
でもね醸すビールが美味しいのは間違いないんです
とりあえずですけどオレ様が飲んだビールは全部美味しかった
ただ鮮烈でもないしどちらかてと地味かもしれない
じゃあなんで有名でもなければ強烈な印象を残すワケでもないのにTTOなんかやるの?ってなるよな
まあ何度もアピールしてるように飲み手の皆様に知って貰いたいから
有名でなくても瞬殺大人気でなくても良いブルワリーはある
そう思うなら応援しようとね
お客様に「好きな店には行っとけ!無くなってからでは遅いぞ!」ってハナシしてる自分がそれに準じた行為をしないのは無責任やしね
それに「それで客呼べるんか?」とか詰めてくる上司はオレ様にはいない
何でも自分の好きにしていい
責任は自分で取ればええんやから
でもも少し有名ドコロでやればこんなオドオドしなくていいんだろな
イベントやるには少しハードル高いのはわかってるけど
自分のやりたいことをやる為に独立したんですから
やりたいようにやろうと
そしてコレで少しでもDrake's Brewingを知って貰えたらオレ様嬉しい
知って飲んでくれるヒト増えたらもっと嬉しい
そして日本にいろいろ入ってくるようになったら更に嬉しい
だったら多少なりともリスク背負ってやった値打ちはあるんじゃないかと
この店を出すと決めた時の事を少し思い出したりなんかしてなー
という事で輸入元からのブルワリーのご紹介文です
ちょっと加筆修正してます

~その時代~
Drake’s Brewingはサンフランシスコ ベイエリアのクラフトビール史に大きく関わるブルワリーであり
現在このエリアで最も古い独立したブルワリーであると言えます。
co-ownerのJohn Martinは1985年にTriple Rock Brewpubを設立。
そして、そのTriple Rock Brewpubのヘッドブルワーが1989年にDrake’s Breweryを立ち上げました。
それはマイクロビールと呼ばれていた誰もクラフトビールとは何か知らない時代でした。

~地域再建とコミュニティの創造~ 
Drake’sの本拠地であるイーストベイと呼ばれるオークランドエリアは再建が厳しくなった工業地帯です。
Drake’sは、この地域再生のために大きく活躍してきました。
醸造所は自動車メーカーDodge社の古い工場を活用。
そして彼らのタップルーム&レストランDealership TaproomとThe Barnは元々Dodge社の自動車販売店(dealership)でした。
彼らはその跡地を保護し元々あった資材を活用することに最善を尽くしました。
どちらの店舗も地元の食材を使いアウトドアのシートスペースやオープンテラスがあり家族や地元の人々が集まる場所となりました。
コミュニティを創り大切にしていくことは、Drake’sのフィロソフィーの要であり成功の大きな理由であり
イーストベイの”ホームブルワリー”と見なされている理由でもあります。

~Drake's Breweryの特徴 ~
Drake’sは何度も飲むことができる高品質のビールを人々は求めていると信じバランスの取れたドリンカブルなビールを醸造することから始まりました。
そして30年以上の歴史の中でピルスナーからバーレーワイン、バレルエイジドサワーまで数々の種類へと実験・醸造を重ね、あらゆるメダルを獲得して来ました。
フラグシップの”レギュラービール”と言えるビールは今もベストセラーとなっています。
2002年のGABFにてドレイクスの最初のIPAであるBest Coast IPAが金賞を受賞。
2004年に造られたDenogginizerに関してはアメリカで最初の有名なダブルIPAの1つとなりベイエリアのレジェンドであると共に今も尚変わらず人気があります。
このように彼らはハイクオリティなクラシックスタイルのビールを生み出してきました。
派手で話題性の高いビールが生まれてくる中でいつ飲んでも何回飲んでも「また飲みたい」と思わせてくれる彼らのビールは今もなお多くの人に愛され続けている。
ただ、それだけでなくHazy IPAやMilkshake IPA、Cold IPAなどの新しいスタイルや樽熟成ビールにも力を注ぎ、長い歴史の中で着実に進化と成長を遂げているブルワリーである。

~出会いと再会 (注:Mr.AQとは輸入元の社長さんです)~
1985年のTriple Rock Brewpubがオープンした当時Mr.AQはカリフォルニア大学バークレー校(U.C. Berkeley)に在籍していました。(←インテリ過ぎワロタ)
Mr.AQはTriple Rockの最初の客の1人であり足繁く通う常連の1人となりました。
それから間も無くDrake’sファンとなり実家に帰った際はDrake'sのビールが常に冷蔵庫にあるほど彼らのビールはカリフォルニアでの生活に密着していました。
本当に多くのブルワリーが何年にも渡り開業してきましたが日々新しいものを追い求めている中である種Drake’sはMr.AQにとって当たり前にいつも側にあるブルワリーでした。
彼らがブルワリー訪問と日本へのインポートに関する話を持ち出してくれた時状況を知りたいと思っていました。
さて、Mr.AQはビールを飲むや否や!・・・吹っ飛びました!
手始めにスタンダードのラインナップをテイスティングしましたがそのビールたちは最前線におり、
以前と同じくバランスがありドリンカブルで美味しかったのです。
その後レギュラービールからスペシャルビールへと段々飲み進めましたが、
全ての一口一口は味のコンビネーションがどんなに革新的であろうとそれぞれのビールのバランスは完璧で、
そのベースの中できちんと造られていると気づきました。
『僕は幸せでした。』それはうちに帰ってきたような感覚でした。

Mr.AQのホームブルワリー 、サンフランシスコ・ベイエリアのクラシックかつ革新的な味わいをお楽しみ頂けると確信しております。
あなたもホームに帰ってきた気持ちになることでしょう!!



…とまあこんなカンジです
ちょっとはブルワリーの事伝わったかな?
んで24日の金曜日は少し遅くなるかもしれんけどMr.AQとこのTTOに最大限のご尽力を頂いた営業さんもご来店!
いつも美味しいビールをご提供して貰ってるので皆様も直接感謝の気持ちを伝えられるいい機会ですので
ちょっと「どうしようかなー」とか思ってる方々どうぞよろしくお願いいたします!